将棋の<藤井聡太七段>(16)は27日、東京都渋谷区の将棋会館で指された竜王戦4組ランキング戦3回戦で、<中田宏樹八段>(54)に110手で勝利し、今年度の公式戦を終了しています。2018年度通算成績を45勝8敗(未放映のテレビ対局を含む)とし、勝率・849で2年連続の年度最高勝率をマークした一方、<中原誠>16世名人(71)が1967年度に記録した歴代の年度最高勝率・855(47勝8敗)更新はできませんでした。
同部門の歴代2位は<中村太地七段>(30)の・851(40勝7敗=2011年度)。<藤井>の勝率は<羽生善治九段>(48)の・836(46勝9敗=1995年度)を抜き、歴代3位となっています。
なお、この日挙げた45勝目は年度1位タイですが、相星の<佐々木大地五段>(23)は年度内にテレビ棋戦を1局残しています。
<藤井>は昨年度の記録部門で対局数(73)勝利(61)勝率(・836)連勝(29)の 「4冠」 に輝やきましたが、今年度は勝率部門の1位だけが確定しています。
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