兵庫県「まちなか再生事業」の第1号@東山・ミナイチ区域
12月
27日
商店と市営住宅が同居していた古いビルの建て替えなどが決まっており、ビルから近隣商店街への引っ越し費用や施設整備費などの一部を、県は神戸市などと補助します。
「まちなか再生事業」は兵庫県が2015年度に始めた事業。商店街再生を目指す市町は、県に申し出てモデル区域の指定を受け、民間の再生協議会を設立し、計画を策定する。県が事業として認定すれば、市町などと支援する。
東山商店街は、同区東山町周辺にあり、約130店舗のうち約1割が空き店舗になっています。
「ミナイチ」は、湊川協同組合の愛称で、地下1階地上10階建てビルの下層階で約40店が営業。ビル老朽化に伴い、3階以上にあった市営住宅は廃止され、ミナイチは2019年3月に営業を終えまう。高齢の店主の多くは廃業を検討。跡地には和田興産(神戸市中央区)が、2022年に14階建てマンションを建設し、1階に商店のスペースが設けられる計画です。