今年の読書(2・3)『海賊と呼ばれた男』百田尚樹(講談社文庫)
1月
10日
<出光佐三>をモデルとした主人公・国岡鐵造が、石油の一大事業を成し遂げるさまを明治・大正・昭和という時代の流れを背景に、石油産業に情熱を注ぐ主人公の生き様が、一つの戦後史として、日本の敗戦を境として見事に描かれています。
学生時代、イランの「国立国会図書館」の国際コンペに参加した経験がありますが、その当時のパーレビ国王の立場が描かれており、イランの石油にまつわる状況を興味深く読みました。
化石燃料としての「石油」、今後の流れはどうなるのかなと、考え込んでしまいました。
投稿日 2019-01-10 21:41
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-01-11 06:35
ワオ!と言っているユーザー