「はやぶさ2」(7)@小惑星「リュウグウ」(9)の地表撮影
12月
14日
得られた地表データは2019年1月後半以降を目指す「はやぶさ2」の着陸戦略に生かされます。
「探査ロボット」は直径18センチメートル、高さ7センチ。地表で数センチ先を接写したほか、跳びはねて数メートルの高さから周囲を見渡した。地表に砂地はほとんどなく、これまでの観測でわかってきた地表の様子を改めて裏づけました。
「はやぶさ2」は現在、太陽の陰に隠れて通信が難しく、「リュウグウ」の高度約100キロメートルに離れて待機しています。12月末に所定の高度に戻り、連絡が途絶えがちになった探査ロボットの運用を再開します。着陸に成功すれば、水分や有機物を含む岩石を2020年末に地球に持ち帰る計画になっています。