筑豊電気鉄道(福岡県中間市)は12日、1956年の開業当時の塗装と、77年に導入した塗装の両方を1編成に施し、二つの顔を持つ全国でも珍しい電車の運行を始めます。 上り(楠橋発黒崎駅前)は先頭と左側面が77年から2009年に活躍した通称「黄電(きなでん)」、後ろと右側面が開業当初の「西鉄マルーン&ベージュ」となります。 一度で2倍楽しめ話題を呼びそうですが、写真撮影する「撮り鉄」にとっては、苦労する車両になりそうです。