文藝春秋は26日、皇后<美智子>さまが誕生日に公表されたお言葉にあった「ジーヴズ」が注目を集め、1週間で2度の重版を決定したと発表しています。<美智子>さまは10月20日の誕生日の際に、来年の退位後に多忙で出来なかった読書を楽しみにしていることや、すでに待機している本があるとコメント。その本の中にジーヴズがあると明かされていました。
文藝春秋は<美智子>さまのお言葉を受けて、<ペルハム・グレンヴィル・ウッドハウス>『ジーヴズの事件簿 才知縦横の巻』『ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻』(ともに文春文庫)の重版を決定しました」と文書で発表。累計発行部数も「才知縦横」が7万8000部、「大胆不敵」が6万4000分となったといいます。
<美智子>さまのお言葉が発表されてから、全国の書店、読者から問い合わせが相次いだといい、22日にそれぞれ1万5000部の重版を決定しましたが、その後も勢いは衰えなかったことから、さらに各2万部の重版を決定しています。
「ジーヴズ」は、英国のユーモア小説の巨匠、<P・G・ウッドハウス>(1981年10月15日~1975年2月14日)が生み出したスーパー執事のシリーズで、本場・英国でも根強い人気を誇っています。ミステリーの女王として知られる<アガサ・クリスティ>もファンでした。「ジーヴズ」シリーズは、若き貴族<バーティ・ウースター>が語り手となり、彼が巻き込まれるさまざまなトラブルを、スーパー執事の<ジーヴズ>が解決するのが定番。この2人のコンビは英国では国民的人気を誇っています。
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