<藤井聡太七段>(18)@棋王戦本戦の挑戦者決定トーナメント2回戦
9月
3日
平成生まれ棋士初のタイトルホルダーの前に2戦続けて苦杯をなめました。昨年8月の王将戦1次予選で一度だけ対戦していましたが、その時は完敗。その後、今年2月に全棋士参加の 「朝日杯将棋オープン戦」 で優勝したり、昨年度の記録4部門(対局数、勝数、勝率、連勝)を独占するなど輝きを増して挑みましが、貫禄を逆に見せつけられてしまいました。
これで8つあるタイトル戦のうち、名人戦を除いて(順位戦A級所属棋士しか挑戦者になれず、藤井はC級1組在籍のため)今年度に獲得できる可能性のあった7つすべてでの敗退が決まりました。
タイトル挑戦の最年少記録は<屋敷伸之九段>(46)の持つ17歳10カ月、タイトル初め獲得の最年少記録も同じく屋敷の18歳6カ月。この更新は来年度以降に持ち越しとなりました。