6月10日ですので「時の記念日」関連かなと予測していたのですが、本日の<グーグルロゴ>は、「ドワーフ」や「ノーム」といった人間の形をした想像上の小さな生き物を型どった像の「ガーデン・ノームを称えて」です。
19世紀に素焼きの人形として、ドイツで初めて作られ、それをイギリスの貴族が持ち帰り庭に飾ったことから広まり、特に、1840年以降、イギリス、フランスで人気となりました。イギリスに渡ったときに、名前が「ドワーフ」 → 「ノーム」へと変えられ紹介されたそうです。
その後、第一次世界大戦の影響で人気は低迷しますが、1937年に公開された、ディズニーのアニメ映画「白雪姫」にて、「7人の小人」が登場したことで、人気が復活しました。
第二次世界大戦により、再び人気は低迷しますが、1970年以降、メーカーが様々な形状の「ガーデン・ノーム」の制作、販売をはじめ、人気は回復しました。
「ドワーフ」と「ノーム」については、伝承により違いはありますが、主に人間に友好的な小人という解釈から、「ガーデン・ノーム」では、同じような意味で使われているようです。
「ノーム」は、「12cm」程度の小人で長いひげを生やした老人のような風貌をしており、派手な色の服と三角帽子を身につけている精霊です。語源はギリシア語の「ゲノーモス(地中に住むもの)」だと言われています。古代ローマの時代には、ギリシャ神話における庭園および果樹園の守護神「プリアーポス」の石像を各地に設置していたと言われています。それが時代が進むにつれ、石像から木像や、陶器の人形へと変化していきました。
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投稿日 2018-06-10 09:48
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-06-10 09:53
ワオ!と言っているユーザー