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神戸:ファルコンの散歩メモ

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「フライ&片道クルーズ」

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神戸市は2018年度、神戸を出港して台湾に寄港する外国船クルーズに飛行機を組み合わせた片道3泊4日の低料金プラン「フライ&片道クルーズ」の実証実験に乗り出します。コース途中で客の入れ替えはしない短期間クルーズの常識を覆す試みで、長期間で高額というクルーズ客船のイメージを変え、神戸発クルーズの利用層の拡大を図ります。

実験は旅行大手JTB、イタリアの客船運航会社「コスタクルーズ」と共同で実施。第1弾として、6月17日に神戸を出港し、8泊9日で高知、基隆(台北)、宮古島、東京を経て神戸に帰るクルーズ客船コスタ・ネオロマンチカ(約5万7千トン、定員1800人)の10室を、台北までの往路(3泊4日)と、台北からの復路(5泊6日)に分け、台湾・桃園空港と関西空港の格安航空会社(LCC)片道航空券と組み合わせて販売します。

日本籍船による国内クルーズは3~5日間の短期間もありますが、最も安い部屋で1泊3万円台が相場。一方、外国籍船による国内-近隣国クルーズは1泊1万円台もありますが、期間が1週間以上に及びます。外国船クルーズを片道に分けて料金を抑え、期間も短くすることで、長期の休暇を取りづらい人でも利用しやすくしています。

実証実験に使うクルーズの通常料金は最安15万円ですが、神戸市は1日1万円台の料金設定を目指し、3月中旬の発売を調整しています。11月にも第2弾を計画しています。神戸市はプランの宣伝PRを、台湾の各港を運営する台湾港務は台北での客船から飛行機への乗り継ぎ支援などを担います。

日本船社クルーズの寄港回数では、神戸は横浜に次ぐ2位(73回)と存在感を発揮しています。神戸発着クルーズの充実と、海外発着クルーズの誘致が、神戸の港湾・観光戦略の大きな課題となっています。
#ブログ #客船 #旅行

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