本日は「蕪村忌」
12月
25日
俳句では、与謝蕪村の命日(12月25日)は、「蕪村忌」「春星忌」などと呼ばれ、冬の季語になっています。「春星忌」は、与謝蕪村の雅号「春星」にちなんでいます。
与謝蕪村の辞世の句は「しら梅に明る夜ばかりとなりにけり」。「家の外では白梅が咲いている。もはや私の命に残された時間は、白梅が見えてくる夜明けまでとなりそうだ。」といった気持ちが込められた辞世の句です。
淀川堤防上の碑にある、「春風や堤長うして家遠し」の句は、有名な「春風馬堤曲」に、故郷の毛馬村への想いを託して詠まれたもので、蕪村自身の筆跡を拡大して刻まれています。
現在の句碑は1980(昭和55)年に建立されたもので、旧句碑は、淀川河川公園の北区側に保存されています。
投稿日 2017-12-25 10:22
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-12-25 10:44
ワオ!と言っているユーザー