神戸ご当地(786)「神戸港の新複合施設」@新港突堤西地区
10月
27日
5社連合は住友不動産のほか、SMBC信託銀行(東京)、輸入車販売のモトーレン阪神(西宮市)、カタログ通販大手のフェリシモ(神戸市中央区)、関電不動産開発(大阪市)から構成されています。
同地区は神戸港の中心地で、かつて貨物の積み下ろしの拠点でした。「都心最後の一等地」として、市は再開発を神戸港の将来構想などに盛り込んでいます。今回は、同地区のうち第1突堤の付け根部分の約3万4千平方メートルを対象としています。
提案の目玉は、水族館。直径8メートル、3層吹き抜けの円筒型水槽で、周囲360度から見られる。日本初といい、カップルなどの集客を狙う。また、フェリシモが9階建ての本社ビルを建設。写真や動画の撮影スタジオ、デザイン関連の図書館、ホールなどを整備します。
27階建て(高さ約100メートル)のマンションも2棟建設し、計700戸を分譲。低層部にはオープンカフェや食品スーパー、クリニックなどが入る。モトーレン阪神の親会社の本社や自動車のミュージアムが作られます。
フェリシモが2020年9月に本社を移転し、水族館が21年3月にオープン、その後、他の施設が順次開業する予定です。