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神戸:ファルコンの散歩メモ

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神戸ご当地(758)「第30回離宮月見の宴」@須磨離宮公園

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神戸ご当地(758)「第30回...
須磨離宮公園内にある「月見台」は、源氏物語の主人公、光源氏のモデルといわれる平安貴族<在原行平>が月見をした場所とされ、「月見山」の地名や 駅名 をもつルーツにもなっています。

千年以上の歴史を持つ由緒ある『月見の名所』で、中秋の名月の日に『第30回離宮月見の宴』が、10月4日(水)16時~ (雨天中止)に開催致されます。21時まで夜間開園(入園は20時30分までです)

<在原行平>をモデルに『源氏物語』が須磨の月見の情景から書き始められます。「今宵は十五夜なりけりと思いし出でて・・・」 <紫式部>は、琵琶湖(瀬田川)の水面に映る名月を眺めながら須磨の月を想い、物語の重要な転換場面である『須磨の巻』(12帖)を描きます。
主人公<光源氏>も行平同様、月を眺めて都で待つ<紫の上>を思うのです。

   見るほぞど しばし慰む めぐりあわむ 月の都は 遥かなれども

こうして須磨は月の名所となり、江戸時代には、<松尾芭蕉>が、月に憧れて須磨を訪れることになります。
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