「蒸気機関車<D51型200号機>」復活
8月
6日
JR西日本では、京都市の梅小路蒸気機関車館でD51形200号機を走行可能な状態で保存しており(動態保存)、同館内で「SLスチーム号」として展示運転を行っていました。しかしこのD51-200は営業路線を走るのに必要な検査を受けていないなどの理由から、普通の列車のように駅と駅のあいだを走ることはできませんでした。
JR西日本が発表したのは、これを解決するためD51-200に大規模修繕、改造を施し、本線運転を可能にするー簡単にいえば普通の列車として走れるようにする、ということです。
このD51-200は、「SLやまぐち号」(新山口~津和野)と「SL北びわこ号」(米原~木ノ本)で現在使われているC56形蒸気機関車160号機を置き換える形で、2017年度以降に登場する予定でした。
そして先般、JR西日本は「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」(2017年9月~12月)の期間における臨時快速「SLやまぐち号」の運転日と、牽引(けんいん)する蒸気機関車を発表しました。
11月23日(木・祝)~26日(日)は山口市内で「全国SLサミットinやまぐち」を開催。これにあわせ、D51形蒸気機関車(デゴイチ)200号機が復活します。23日(木・祝)には、「SLやまぐち号」を牽引する蒸気機関車3台がそろう予定です。