今年の読書（１７）『バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼』藤木稟（角川ホラー文庫）
2月
5日
今回は、ノルウェイの伝説として、ラグナロワ（終末）のときに現れる双子の狼＜ハティ＞と＜スコル＞の物語を基盤とし、キリストにまつわる聖杯伝説を絡めています。
以前の事件で犯人＜ハリソン・オンサーガ＞を取り逃がしたＦＢＩの＜ビル・サスキン＞は閑職に追いやられ、部下の通称＜ミッシェル＝周弥貝（ジョウ・ミーペイ）＞と一緒にノルウェイのオーモットという町に出向きますが、そこで氷漬けで死亡した密室殺人事件と遭遇、＜ビル＞は旧友である＜平賀＞と＜ロベルト＞に調査の応援を頼みます。
＜平賀＞の名推理で事件の概要は解明しますが、いまだ天才プログラマーのサイバーテロ＜ローレン・ディルーカ＞、殺人犯である＜ハリソン・オンサーガ＞の行方は分からぬまま、続巻に持ち越しです。
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投稿日 2016-02-05 09:15
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投稿日 2016-02-06 09:41
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