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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(39)『毒殺 警視庁迷宮捜査班』南英男(祥伝社文庫)

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今年の読書(39)『毒殺 警視...
<警視庁迷宮捜査班>シリーズとして、 『内偵』 に次ぐ4冊目になります。

それぞれ個性があるはみ出し者の刑事4人のために、窓際族として設置された部署ですが、通常の捜査でない方法でお宮入りの事件を解決していきます。

今回は2年3か月前に発生した猛毒「クラーレ」を塗った傘の先で足を刺され死亡した事件の再調査を命じられ、被害者<牧慎也>は当時発生したパチンコ店の現金強奪事件の誤認逮捕の過去がありました。

<能塚>分室長の命で<尾津>は相棒の<白戸>と再調査に乗り出しますが、当時誤認逮捕の指揮を執り、今は中古重機を販売している<林葉>元刑事課長の名前が浮上、会社を興す資本金の出どころに焦点があてられていきます。

著者の小説らしく警察の符牒が散りばめられ、女好きの<尾津>が一目ぼれした伝説美人SPである<深町杏奈>との男女関係が結末に生かされる構成で、面白く読み終えました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2015-03-16 10:16

こういう警察もの、好きです。

「こなもん屋うま子」、面白いですね。
止められません。
今読んでた本を途中でやめて読み出しました。
主婦、できない…(-_-;)

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2015-03-16 10:23

緻密な推理、科学的な証拠、縦社会の組織、人情が交差する警察署を舞台にする小説はわたしも大好きな分野です。
「こなもん屋・・・」、面白く詠まれているようで、安心しました。
ホロットさせられるオバチャンの行動が、いいですよね。

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