本書のタイトルでもある『ちょいな人々』を含め、7話の短篇が収められています。
どれもユーモアにあふれた話しが描かれていて、どこにでも起こりそうな日常の話題が主体で、笑わせてくれます。
阪神タイガースファンとしては、『くたばれ、タイガース』のタイトルが気になり購入です。
巨人ファンの父親のところに阪神ファンの男が、娘との結婚を承諾を取りに出向きますが、そこは長年のライバル同士ということで、戦々恐々のやり取りがほのぼのと楽しめました。
また『いじめ電話相談室』は、相談員の<聡子>の奇抜な「いじめ」への対策が楽しめ、ユーモアを含みながらも含蓄ある内容で、著者の鋭い視線に感心してしまいました。
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