青い実の付いた枝が左に大きく伸び、青々とした小葉の茂る枝物が主軸に据えられ、こんもりとした景色を形作っています。
この新開地駅の<生け花>も、山陽板宿駅同様に数人の先生方が交代で生けられているようですが、残念ながら今回は先生の名札が置かれてありませんでした。
同じ流派でも、当然個人個人個性は強く出るようで、ここ最近では、
<川邊フク甫> 先生、
<藤原スミ甫> 先生、
<安田暁甫> 先生方が生けられてきていますが、こんもりとした作風からなんとなく
<昆陽隆甫> 先生の作品ではないかなとみていますが・・・。
枝の絶妙な配置のバランスが、面白い景色を生み出しています。