ファルコン植物記(800)白色の【ウラジロチチコグサ】
6月
6日
キク科ウスベニチチコグサ属の多年草で、南アメリカが原産地、昭和初期に渡来した比較的に新しい帰化植物です。
へら形の葉は濃い緑色で、表面には艶があり、葉の縁が波打つ特徴があります。
葉の裏側は、白毛が密生していますので白く見え、草姿が「チチコグサ」に似ているのが名称の由来です。
花は茎の上部に集まり花径4ミリと小さく、総蕚片は光沢のある黄緑色をしており、花が咲き終わったあとの頭花は壺形をしています。
タンポポと同じ<冠毛>で風に乗り新天地に根付きますので、我が家の【ウラジロチチコグサ】も、どこからか舞い降りてきたようです。