ファルコン植物記(363)白色の花【オランダハッカ】
6月
15日
原産地はヨーロッパですが、日本には江戸時代に渡来しているようです。
シソ科ハッカ属の花で、当然のことながら強い薄荷臭があります。
シソ科ですので四角い茎を持ち、よく分枝して繁殖力旺盛な植物です。
葉は長楕円形で、基部は心臓形をしており、葉柄はありません。
和種の「ハッカ」には、葉柄があります。
茎の先端に穂状の花序を付け、白色の4深裂した管状の3ミリ程度の小さな花を、輪生状に密集して開花してゆきます。
雄しべは4本ですが、「ハッカ」特有の形態で、花冠の倍以上の長さで飛び出しています。
英名では「スペアミント」ですが、路傍に咲いていますと、これが有名なハーブだとは気づかないかもしれません。
投稿日 2012-06-20 18:18
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-06-21 05:42
ワオ!と言っているユーザー