「ヒメオドリコソウ」 と同様、路傍や空き地などに良く見かける野草の【ホトケノザ(仏の座)】です。
シソ科オドリコソウ属で、 「ダンギク(段菊)」(シソ科) とよく似た形状で、葉の塊が段々になっていますので、別名「サンガイグサ(三階草)」と呼ばれています。
シソ科特有の四角い断面の茎葉柔らかく、下部で枝分かれして先は直立しています。
上部の葉脇に、長さ2センチほどの赤紫色の唇形状の花を咲かせます。
筒状の花が咲き終わりますと、つぼみのままの「第2の花」を付け、これを「閉鎖花」と呼び、花を開くことも昆虫の媒体もいらず、自稔性で結実します。<写真は、花と閉鎖花です>
「ヒメオドリコソウ」と同様、種子には「エライオソーム」という成分があり、蟻の好物で巣に持ち帰り、食べたあとの種だけを地面に捨てる働きにより、子孫を増やす「アリ散布植物」です。
<春の七草>に言われている「ホトケノザ」は、キク科の「コオニタビラコ(小鬼田平子)」を指し、この花ではありません。
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投稿日 2012-05-04 12:08
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-05-04 21:57
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投稿日 2012-05-04 14:16
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投稿日 2012-05-05 01:29
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