『祖谷物語 おくのひと』@<蔦哲一朗>監督
1月
27日
日本最後の秘境と言われる徳島・祖谷(いや)を舞台に、都会からやってきた若者と人里離れた大自然の中で暮らす人々の交流を通し、大地に根ざして生きることの尊さを描いた『祖谷物語 おくのひと』は、2014年2月15日より日本初公開されていますが、2026年1月31日よりリバイバル上映されます。
弱冠29歳の新鋭<蔦哲一朗>監督が、35ミリフィルムで四季折々の自然をカメラに収めて撮り上げ、2013年・第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門にも出品された作品です。
東京から自然豊かな山里の祖谷にやってきた青年「工藤」は、自給自足の生活を始めようとしますが、一見のどかな村にも、土建業者と自然保護団体との対立や、田畑を荒らす野生動物と人間との戦いなど、さまざまな争いがありました。そんな時、山奥で質素な生活を送るお爺と女子高生の「春菜」に出会った「工藤」は、2人の静かな生活に心が洗われていきます。しかし、時が流れるとともにお爺の体が弱ってきます。
若手アクション女優として注目を集める<武田梨奈。がアクションを封印し、「春菜」役を務めています。お爺役に<田中泯>、青年「工藤」役に<大西信満>。『殯の森』・『萌の朱雀』の<河瀬直美>監督も女優として出演しています。2026年、<蔦哲一朗>監督作『黒い牛』の公開(2026年1月23日より)にあわせて、本作も12年ぶりに35ミリフィルム上映されます。










田中 久史
dote