2025年の気温、歴代3位見通し@気象庁
12月
25日
24日、気象庁は今年の天候まとめ(速報値)を発表しました。11月までの日本の平均気温は平年(1991〜2020年の平均)を「1.25度」上回り、年間の値は、1898年(明治31年)の統計開始以降で3位の高さになる見通しです。
気象庁によりますと、歴代最高は2024年の「プラス1.48度」です。上位5年を全て2019年以降の年が占め、高温傾向が続いています。
今年の夏(6〜8月)は高気圧が強い状態が続き、同時期として過去最高の平均気温になりました。偏西風が北寄りに流れ、秋(9〜11月)に入っても暑さが続いています。日本近海の年平均海面水温も11月までで、平年より「0.96度」高くなっています。
12月20日までの地域別のデータでは、北日本は「1.7度」、東日本は「1.2度」、西日本は「1.0度」、沖縄・奄美は「0.4度」、平年を上回りました。北海道は平年より「1.9度」高く、統計が残る1946年以降の1位の値で推移。札幌市中央区など道内20地点で過去最高となっています。
梅雨明けが記録的に早かった地域が多いことなどから、全国的に晴れた日が多く、西日本太平洋側の年間日照時間は歴代1位になる見込みです。降水量は、低気圧や前線の影響を受けにくかった東日本太平洋側でかなり少なくなっています。
台風の発生数は27個、日本への接近数は13個で、いずれも平年並みでしたた。









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