「1ドル=159円44銭~159円45銭」
4月
23日
22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日続落し、前日比10銭円安・ドル高の「1ドル=159円45〜55銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=159円58銭」、高値は「1ドル=159円10銭」でした。
米原油先物相場の上昇を受け、エネルギーを輸入に頼る日本の経済にとって悪影響を及ぼすとの懸念が円相場の重荷でした。もっとも、米国とイランの停戦交渉の進展を見極めようと円の下値は堅く推移しています。
21日夕、<トランプ米大統領>は、イランとの停戦期間を延長すると明らかにしたものの、イランの湾岸封鎖は継続する方針を示しています。イランもホルムズ海峡の封鎖を続けるとしています。イラン革命防衛隊はホルムズ海峡を航行する3隻の船舶を攻撃したほか、そのうち2隻を拿捕したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などが22日に報じました。
ホルムズ海峡の封鎖がエネルギー輸送の停滞につながるとの見方から、22日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物は前日比(3.7%高)の「1バレル=92.96ドル」で取引を終えています。エネルギーを輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大するとの見方があり、円売りにつながりました。
21日、日本経済新聞電子版は日銀が来週27〜28日に開催します金融政策決定会合で「政策金利を0.75%で据え置く公算が大きくなった」と報じています。日銀による利上げ観測が後退したことも、円の売りを促した面があります。
もっとも、円の下値は限定的でした。市場では、米国とイランが戦闘終結に向けた本格的な交渉を始めるまで、円相場は動きにくいだろうとみられています。米国とイランは早ければ24日に2回目の協議を行うとの一部報道が出ています。中東情勢を見極めたいとの雰囲気があり、持ち高を積極的に一方向に傾ける動きは限られています。









kito