9月1日までに関税交渉まとめる意向
6月
28日
27日、<トランプ政権>の関税措置をめぐる各国との交渉について、<ベッセント財務長官>は、FOXビジネスネットワークのインタビューに応じ「非常にいい取り引きを持ちかけてきている国もある」と述べ、9月1日までに多くの国と交渉をまとめることができるという認識を示しました。
この中で<ベッセント財務長官>は、「相互関税」の一時停止措置の期限が来月9日に迫っていることに触れ、「多くの国々がプレッシャーを感じていると思う」と述べました。
そのうえで「非常にいい取り引きを持ちかけてきている国もある」などと述べ、18の重要な貿易相手のうち、10から12の相手と合意できるという考えを示しました。
また、<ベッセント財務長官>は、これらの相手と合意できれば、このほかの密接な貿易関係がある、20か国とも、9月1日までに交渉をまとめることができるという認識を示しています。
合意できる見通しの国や地域については明らかにしていません。
各国との交渉をめぐっては、26日、<ラトニック商務長官>も10の貿易相手と合意が近いという考えを示していて、相互関税の停止の期限となっています来月9日を前に各国との交渉が続く中、アメリカが有利な形での合意を引き出したいねらいもあるものとみられます。