「1ドル=155円28銭~155円29銭」
12月
8日
8日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落しています。8時30分時点は「1ドル=155円24〜28銭」と前週末の17時時点と比べて62銭の円安・ドル高でした。米経済指標の発表を受けて前週末に米長期金利が上昇しており、円やユーロなど主要通貨に対してドルを買い戻す動きが優勢となっています。
5日、ミシガン大学が発表しました12月の米消費者態度指数(速報値)は(53.3)と、前月から(2.3ポイント)改善し、市場予想(52.0)を上回りました。消費者の景況感が改善し米景気も底堅く推移するとの見方から米長期金利は(4.13%)と前の日から(0.03%)上昇。日米の金利差縮小が一服するとして円売り・ドル買いにつながりました。
円相場の下値も限られています。5日には日本経済新聞電子版などが「日銀は18〜19日の決定会合で政策金利を(0.75%)に引き上げるか議論する」と報じています。政策金利を予測して取引する翌日物金利スワップ(OIS)市場では来週の決定会合で(0.25%)の利上げが決まる確率が高く、円買い・ドル売りも入っています。









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