『たしかにあった幻』@<河瀨直美>監督
1月
31日
『あん』でハンセン病を抱える女性、『光』で視力を失っていく男性、『朝が来る』で特別養子縁組の夫婦を取り上げてきた<河瀨直美>監督が、6年ぶりに劇映画の監督を務め、「愛のかたち」と「命のつながり」を題材に、日本の失踪者と心臓移植の現実を重ねてオリジナル脚本で描いた『たしかにあった幻』が、2026年2月6日より公開されます。
フランスから来日した「コリー」は、神戸の臓器移植医療センターで働きながら小児臓器移植医療の促進に取り組んでいました。しかし西欧とは異なる日本の死生観や倫理観の壁は彼女が思っていた以上に厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は困難で、無力感や所在のなさを感じています。
そんな彼女にとって、屋久島で出会った恋人「迅」が心の支えでしたが、彼の誕生日でもある7月7日の七夕に突然姿を消してしまいます。1年後、「迅」が失踪するはるか前に彼の家族からも捜索願が出されていたことを知った「コリー」は、彼の実家がある岐阜を訪れます。そこで「コリー」は、自身と「迅」との出会いが宿命的であったことを知ります。一方、心臓疾患を抱え入院していた少女「瞳」の病状が急変します。
主人公「コリー」には、『ファントム・スレッド』・『蜘蛛の巣を払う女』などで知られるルクセンブルク出身の<ビッキー・クリープス>、謎めいた恋人「迅」を<寛一郎>が演じ、<尾野真千子>、<北村一輝>、<永瀬正敏>、<小島聖>、<岡本玲>、<利重剛>、<中嶋朋子>が共演しています。










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