「1ドル=154円75銭~154円76銭」(12月5日)
12月
5日
5日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ59銭の円高・ドル安の「1ドル=154円65〜67銭」で推移しています。日銀が18〜19日開催の金融政策決定会合で政策金利を(0.75%)に引き上げるとの観測を背景に円買い・ドル売りが増えました。円相場は一時、「1ドル=154円34銭」近辺と11月中旬以来およそ3週ぶりの高値をつけています。
4日、日銀が今月の決定会合で、政策金利を(0.75%)に引き上げる可能性が強まったと報道されています。日銀が追加利上げを実施するとの見方から円買い・ドル売りが優勢となりました。
5日午後に円相場は上げ幅を広げました。米ブルームバーグ通信が5日、日銀が今月の決定会合で「政策金利を0.75%に引き上げる公算が大きい」と報じました。「その後も利上げ継続姿勢を維持する見通しだ」といいます。日銀が利上げを継続するとの見方から、円買い・ドル売りが一段と増えています。
米調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスは4日、米企業などが公表しました11月の人員削減数が前年同月比(24%増)の7万1321人だったと発表しました。米雇用情勢が悪化しているとして、米連邦準備理事会(FRB)が9〜10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするとの見方が一段と高まり、日米の金融政策の方向性の違いを意識した円買い・ドル売りも入っています。








