「1ドル=155円36銭~155円37銭」(12月26日)
12月
26日
26日の東京外国為替市場で、円相場は続落でした。17時時点では前日の同時点に比べ44銭の円安・ドル高の「1ドル=156円34〜36銭」で推移しています。
輸入企業など国内実需筋が円売り・ドル買いを出したとの観測が円相場を押し下げました。過去最大規模となる2026年度予算案の閣議決定を受け、財政悪化への懸念も相場の重荷となりました。
円相場は10時前に「1ドル=156円49銭近辺まで下げ幅を広げる場面がありました。10時前の中値決済に向けては「ドル不足」とされ、26日が年内の最終営業日となる国内輸入企業などがドルを調達する動きが活発でした。26日の日経平均株価は前日比で一時500円あまり上昇するなど堅調に推移し、投資家心理の改善も「低リスク通貨」とされる円の売りを促しました。
政府は、26日の閣議で2026年度予算案を決定しています。一般会計総額は122兆3092億円と2025年度当初を7兆円あまり上回り、2年連続で過去最大を更新しています。社会保障関係費が過去最大となり、物価高対応などで歳出が増えました。予算規模は従来から伝わっていたものの、<高市早苗政権>の財政拡張路線が意識されています。









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