日銀の利上げ方針「変化なし」@氷見野良三副総裁
3月
2日
2日、日銀の<氷見野良三副総裁>は和歌山市内で行政や経済界の代表者との懇談会後、記者会見しました。
経済物価情勢の改善に応じて利上げを進めるとしている日銀の方針について、中東情勢の悪化で変わるのかとの質問に「方針自体に変化があるとは考えていない」と述べています。
市場では早ければ4月にも利上げするとの見方がありますが、次の利上げの実施時期に関する言及は避けました。日銀は過去の推計で景気を熱しも冷ましもしない中立的な金利水準を「1〜2.5%の間」としており、現在(0.75%)の政策金利は「まだ緩和的」と説明しています。<氷見野良三副総裁>は、短期的な変動要因を除いた基調的な物価上昇率が「2%で安定していく過程で(政策金利を引き上げて)中立に近づけていく」と首位ています。
米国とイスラエルによるイラン攻撃で原油価格や株価は大きく変動。一般的には影響を見極めるため大きな政策変更を避けることはありますが、<氷見野良三副総裁>は変更がありうると説明しています。
中東情勢の緊迫に伴う原油高はインフレ要因になり得る一方、世界的な景気悪化が日本の経済・物価に下押し圧力をかける可能性もあります。日銀の利上げへの影響は「今後の展開次第のところがかなりあり、見極めがたいものがまだたくさんある。特定の展開を前提として答えるのは差し控えたい」とし、「政府と密接に情報交換しながら、状況をしっかり注視したい」と語っています。








