28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反発して始まりました。収益が好調な銘柄に買いが入り指数を押し上げていますが、
「オープンAI」の収益を巡る不透明感から半導体株などが売られ、相場の重荷となっています。ダウ平均株価は一時、小幅な下落に転じています。
ダウ平均株価の構成銘柄では「コカ・コーラ」の上昇が目立ちます。28日朝発表しました2026年1〜3月期決算で売上高「124.7億ドル」(予想:122.5億ドル)や特別項目を除く1株利益「0.86ドル」が市場予想(0.81ドル)を上回りました。主要企業の決算発表が本格化するなかで内容が良いと受け止められた銘柄に買いが入っています。
一方、
「エヌビディア」が安く、27日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は、「オープンAI」は対話型人工知能(AI)「Chat(チャット)GPT」の週間アクティブユーザー数を2025年末に10億人に到達させるとの目標を達成できなかったと報じました。競合のシェア拡大で年間収益も目標を下回ったといいいます。
「オープンAI」は半導体やハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)などと大型の調達契約を結んでいます。同社の収益が十分成長しなければ支払いが困難になるとの懸念から、関連株に売りが優勢になっています。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、オラクルやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、ブロードコムなどが値を下げています。
28日早朝の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物は一時「1バレル=101ドル台後半」と、前日終値に比べ(約6%高い)水準を付けています。
ダウ平均株価は4営業日続落し、前日比25ドル86セント(0.053%)安の4万9141ドル93セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比223.30ポイント(0.90%)安の2万4663.80で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比35.11ポイント (0.49%)安の7138.80で終えています。