「1ドル=157円88銭~157円90銭」(5月14日)
5月
14日
14日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日続落でした。17時時点では前日の同時点に比べ7銭の円安・ドル高の「1ドル=157円91〜92銭」で推移しています。
12時すぎには「1ドル=157円99銭」と、「1ドル=158円」の節目に迫る場面がありました。米連邦準備理事会(FRB)が年内にも利上げするとの観測が広がり、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが出ています。ただ、日本の通貨当局による円買い為替介入への警戒は根強くあります。日銀の<増一行審議委員>が早期利上げに前向きな発言をしたと伝わったのも円売りの勢いを鈍らせました。
13日、米労働省が公表しました4月の米卸売物価指数は、前月比の伸び率が市場予想を大幅に上回りました。前の日に発表された消費者物価指数も市場予想を上回る伸びを示しており、(FRB)が年内にも利上げするとの予想が広がりつつあります。
14日の東京時間は、国内輸入企業が円売り・ドル買いを出したとの観測も相場の重荷でした。原油高で日本の交易条件が悪化することへの警戒も円相場を押し下げています。
もっとも、下値を探る動きは限られました。円相場は大型連休中の6日に介入観測が流れる前の水準である「1ドル=157円台後半」まで下落しており、介入を警戒する市場参加者が増えています。
13時すぎには、「1ドル=157円52銭」まで上昇する場面もありました。日銀の<増一行審議委員>が14日、鹿児島経済同友会で講演し「景気下振れの兆しがはっきりとした数字で現れないのであれば、できる限り早い段階での利上げが望ましい」などと語りました。6月の金融政策決定会合での利上げを織り込ませるタカ派的な内容だったと市場では受け止められ、円買い・ドル売りが入りました。









