『アダムの原罪』@<ローラ・ワンデル>監督
6月
1日
2021年の長編デビュー作『Playground 校庭』で注目されましたベルギーの<ローラ・ワンデル>監督の長編第2作で、小児科病棟に入院した4歳児とその母親の処遇をめぐって繰り広げられる一夜のドラマを、彼らに寄り添おうとする看護師の視点から描いた『アダムの原罪』が、2026年6月5日より公開されます。
とある病院の小児科センターに、左腕を骨折した4歳の男の子「アダム」が入院します。栄養失調で痩せこけた彼は発育が遅れており、骨がもろくなっていました。裁判所は移民でシングルマザーの「レベッカ」が「アダム」に適切な食事を与えていないと判断し、彼女の面会を制限する命令を下します。
自身もシングルマザーである看護師長「ルシー」は、息子と引き離され親権を失うことを恐れる「レベッカ」に寄り添おうとしますが、「レベッカ」の軽率な行動と、上司や同僚からのプレッシャーにより追い詰められていきます。
母子を救いたい気持ちと病院が従うべき司法制度との間で板挟みになり葛藤する看護師「ルシー」を『CLOSE クロース』の<レア・ドリュッケール>、孤立したシングルマザーの「レベッカ」を『あのこと』の<アナマリア・バルトロメイ>が演じています。
製作にはベルギーの<ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ>兄弟が名を連ねています。2025年・第78回カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品として上映された作品です。










dote