『サリー』@<リエン・ジエンホン>監督
11月
29日
台湾・フランスの合作映画『莎莉』が、邦題『サリー』として、2026年1月16日より公開されますが、このたびポスタービジュアル、予告編が一挙公表されています。
『サリー』は、第19回大阪アジアン映画祭にて、来るべき才能賞とABCテレビ賞の2冠に輝いた作品です。
主人公は、台湾の山間部でファームを営む38歳の女性「フイジュン」です。叔母から結婚を急かされてうんざり気味の彼女は、ある日高校生の姪から半ば強引にマッチングアプリに登録されます。「サリー」というニックネームでアプリを始めると、さっそくパリで画廊を営むフランス人「マーティン」と知り合い、求愛されます。周囲からはロマンス詐欺だと警告されますが、「フイジュン」は真実の愛を確かめるため単身パリへと向かうのでした。
「フイジュン」をNetflixシリーズ『華燈初上 -夜を生きる女たち-』の<エスター・リウ>が演じています。またサリーの弟「ウェイホン」役を『僕と幽霊が家族になった件』の<リン・ボーホン>、幼なじみの「ハオ」役を本作の音楽も担当したアーティストの<リー・インホン>(DJ Didilong)が扮し、<ヤン・リーイン>、<タン・ヨンシュイ>も出演しています。
監督を務めたのは、短編やテレビ映画でキャリアを築き、本作で長編デビューを果たした<リエン・ジエンホン>です。台湾でもあとを絶たないロマンス詐欺のニュースに心を痛め、被害に遭った人や家族に取材を重ねながら、6年の歳月を掛けて完成させています。共同脚本として、『父の初七日』などで知られる作家<エッセイ・リウ>が担当しています。










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