Smith Rock登山前の余裕の表情。
雨がようやく収まり、この時とばかり大急ぎで下山。
オレゴン州中央部にあるSmith Rockへ。
広い原野に突如として現れる巨岩の塊。
数百mも天へ向けられて真っ直ぐに屹立している勇姿に圧倒される。
その勇姿を目前とすれば、
裾野を取り巻くように流れる川が、
アクセントとして織り成す造形美に息を飲む。
同時にこれを征服して見たいとの冒険心も掻き立てられる。
頂上へ至るルートはいくつもあるが、最短ルートを選び出発。
Monkey Smileという名の岩が見えるという頂上に辿り着くと、
180度のパノラマで下界が見渡せる。
雲行きがおかしいと感じていたが、
その頃から大粒の雨が降り出して、慌てて下山準備にかかる。
ついに土砂降りの上に、雷鳴が鳴り出して、ヤバイ!!
トレイルは急流の川と化しつつあり、濡れた岩場は滑りやすく、足元も覚束ない。
ビショ濡れになりながらも、ようやく見つけた岩の窪みに退避して、雨を避ける。
が、次の瞬間、背後の岩の割れ目から蛇を見たという
長女の進言でそこも離れることに。
私の1m近辺に「パチパチ」との乾いた音が鳴って振り向いてみると、
それは拳大の落石だった。
「果たして、駐車場まで生還出来るのか」
と心中では叫ぶ声がある。
確か に、自然の力を見くびっていたと反省。
それが一度牙を剥けば、人なんて無力であるのを痛感した。
その後10分ほどで雨は止み、雷に撃たれることもなく、
無事に山を下山できたのも守られていたからに他ならない。
フード・トラックの老舗「侍」
2ブロック歩いたところにある広場
オレゴンの旅の第一日目は、ポートランドへ。
市内には、フード・トラックの一台集積地があって行って来ました。
Alder AVE.と11THの辺りに1ブロックの4辺は、
世界各国のエスニック料理が所狭しと並ぶトラックのオンパレード。
家族4人がそれぞれ異なる国のトラックへ行ってランチをゲット。
もちろん私は日本料理の「侍」へ。
焼きそばを注文しまして、
豆腐や卵焼きのトッピングが惜しげもなく並べられて$7はリーゾナブル。
その場で作った出来立ての味も中々のもの。
その場所で9年前に始まったフード・トラックビジネスの当初からの老舗だそうです。
ランチ時ともなれば、近所のオフィス街からスーツ姿も、
工事現場の作業員たちも同様に行列を作っています。
着席するデスクが欲しければ、
2ブロック北側に進むと噴水のある公園に、ピクニックテーブルがいくつも用意されてあります。
この日、長女はブロードウエイ・ミュージックのオーディション第2次選考のため、
シアトルの5番街シアターへ行ってきました。
その前に、グランパアのところに寄ってプレ・オーディションを披露。
ホスピス入居中のグランパアには大きなギフトとなったようです。
写真はすでにオレゴン・トリップです。
セントラル・オレゴンには広大な荒野が広がっています。
今週、我が家は夏休みを戴きます。
当初、カリフォルニアのヨセミテまでを計画したのですが
それですと2週間近くの日程が必要なため、今回は見送ることに。
オレゴン州は近くといっても、まだ未踏破地域が数多く残っています。
この日も家内はオレゴン州でのアクティビティの調査や予約に余念がありませんでした。
後日、その様子も紹介していきます。
川の左側にそびえる岩山が、Smith Rock。
その右側の岩山にこれから上るところです。
都市部から数時間のドライブで、このような広大な荒野が手付かずのまま残されています。
この日の聖書広場には、
明治大学で教員をされていらっしゃるS氏がお出で下さいました。
毎年S氏は8月のこの時期に、
教員仲間や大学生を伴ってシアトルに数週間、滞在されます。
学生たちをクリスチャンホームに滞在させながら、
「米国のキリスト教に触れることで、その文化の根底を理解してもらう」
というコンセプトがあるようです。
その学生たちは、
米国の地元教会に出席されるのですが、
S氏とすでに社会人となられた教員の皆様は毎年、
当ホサナ教会に出席して下さいます。
毎週続けているマタイの福音書の学びは、
突然のゲストの方にはハードルが高いはず。
そこでこの日は、
私が高校時代にどのようにして信仰に導かれたかを、
お話しさせていただきました。
すでに30年を経過した出来事ですが、
昨日のことのように鮮明に記憶に残っています。
数日後に帰国された皆様の上に、
神様の祝福が豊かでありますように。
これはオレゴン州中央部に広がる荒野です。
毎週日曜日、午後6時からホサナ教会では日曜礼拝をしています。
この夕方の時間帯に、
それも「聖書広場」と銘打って持つようになってから約1年が経とうとしています。
「広場」としたのは、質問・コメント・ツッコミ歓迎で、
誰もが疑問や不明な点を自由に発言できる狙いがあります。
コの字型の几配置で皆が向かい合って着席します。
私もその端っこの席からメッセージを語らせて頂いています。
難解な聖書の箇所に差し掛かると、質問のオンパレードが続くことがあり、
その質疑応答に費やす時間の方が説教自体よりも長くなることもしばしばです。
思っても見なかった読み方の視点をそこから私が教えられることが多く、
語る側も聴く側も、
どのように発展していくか1分先は分からない集会の流れに、
緊張感を絶やすことなく学びが進められて行きます。
その日に学ぶ聖書箇所は、前日の土曜日の夕刻ほどには「メッセージ・ノート」として当教会のWEBに3ページほどのアウトラインがUPされます。
出席者の皆さんはそれを一読して、各自で印刷して来会されています。
現在では、マタイの福音書を1章から扱って17章にまで至りました。
連続メッセージをして、46回が終わりました。
マタイ福音書は全部で28章ありますから、全巻を扱うには100回ほど続けなくてはならないでしょう。
この先、悠に1年はかかりそうです。
礼拝の集会ですから信仰者対象に自由献金がありますが、
入会金等の義務はなく、もちろん入会も退会も何時でも可能です。
クリスチャンでない方でも大歓迎です。
「聖書を一度読んで見たい、
何が書かれてあるのか興味がある、
一人で読むよりも皆で学んだ方が刺激がありそうだ」
そのようにお考えの方、ぜひ一度聖書広場にお越になられてみては?
貴方のお越しをお待ちしています。
ホサナ教会のWEB
http://hosannamin.org/
あの8月15日も猛暑の一日であったと聞きます。
今夏の日本は毎日、その猛暑がトップニュースです。
そんな平和な時代がずっと続きますように。
8月15日は、68回目の終戦記念日でした。
近隣諸国と領土問題を抱えた上に、
安倍首相がその近隣諸国には国粋主義者に見えるらしくて、
今年ほど「歴史認識」がかまびすしいキーワードとなっている外交世界
もないのでは、という印象。
先日の広島と長崎で行われた平和式典で、
イスラエル政府高官で元幹部のダニエル・シーマン氏が
自らのフェイスブックに書き込んだ内容はいただけない。
「独善的な式典にはうんざりだ。
広島と長崎(の原爆)は日本の侵略行為の報いだ」
さらに、
「日本は帝国主義や大量虐殺の犠牲になった中国人や韓国人、
フィリピン人などを追悼すべきだ」とも書いたという。
日本政府からの抗議とイスラエル政府からの注意も受けて、
すぐにその発言を削除したが、
そのように認識する人はシーマン氏だけではないだろう。
お隣の韓国の新聞は、原爆が「神の懲罰だ」なんて論評したというし、
米国では戦争終結を早め、数十万の米国人兵士の人命を救った
「平和の兵器」だなんて言うあべこべがまかり通るところもあるとか。
未だに、必要悪であり、正義の爆弾だったという見方が実際に存在する。
あの原爆の雲の下で、
どのような地獄絵が展開していたかの想像力が
乏しいのではないかと疑ってしまう。
いや想像力というよりも、
科学的な検証と事実の直視をしたのなら、
そのような発言が出て来るものでしょうか?
どの国の立場に立つかで、原爆や日本の敗戦に対する認識も変わってきます。
でも、どの国の人にも共通していることがあります。
それは、
すでに過去となった歴史を、自らの寄って立つ社会の視点から読み込んで、
これに論評、ひいては断罪・断定している点。
その評論家自身の歴史認識は伺えても、
それなら将来をどうしたいのか、という未来志向の発想がない。
8月15日は、一般の米国人はどう感じているのだろう?
アンケートのような問いをその日、知人数人に聞いてみました。
「本日、何の日だか知ってますか?」
誰もがその日のことを知らない、と答えてました。
「日本と戦争して、終わった日です」
と私が答えたとき、あるご婦人が次のように返答をしてくれました。
「それは良かったわ。
私は戦争が始まった日よりも、終わった日を喜びたいのよ。」
市井の女性が持っていたこの単純で、
優れた平衡感覚を大切にしたい
と思わされました。
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サクラメント・バプテスト教会牧師の荒井先生ご夫妻と。
ご子息のTaroさんは其の著作の中で、「母親の作る手料理は世界で一番だ」と書いておられましたが、私も同意します。
Mikuniレストランの創業者であられ、
バプテスト教会牧師の荒井先生ご夫妻のご自宅にお邪魔となり、
夕食をご馳走になりました。
日本での伝道生活、渡米時の苦労、創業時のこと、ご家庭や教会のこと、、、
そのすべてに神の恵みの導きがあり、ここまでやってこられたことを伺いました。
密度の濃い、祝福あふれる宵となりました。
Mikuniでのランチは、J st.ロール。
ダウンタウンの中央を走るJ stを冠したもの。
サクラメントに来て忘れてはいけない日本レストランが、Mikuni.
市内にMikuniが6店舗ほどもあって、どこに行こうかと迷うが、
今回はMidtown店に。
平日のランチだというのに、店内はすでにテーブル席が満席で行列ができていた。
オフィス街に位置するだけあって、公務員がランチを食べに来る。
寿司でありながら、その体裁や概念を超越してしまったMikuniの寿司。
数百もあるメニューから一つを選ぶのは至難の業なので、
受付テーブルに案内されていた今月のスペシャルを素直に注文。
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