お正月ですので、昨日は縁起ものの 「黄実の千両」 を取り上げましたが、【サクラソウ(桜草)】も日本的できれいな花姿です。
サクラソウ科サクラ属を代表する花ですが、埼玉県と大阪府の県花にも指定されています。
花弁は5弁で、深く切れ込みさらに各花弁の先端が、裂ける特徴がありますので、判断のつきやすい形です。
江戸時代に育種が盛んに行われ、数百におよぶ品種が作られ、<古典園芸植物>の代表格です。
花の形がよく似ている花として、「プリムラ(西洋桜草)」がありますが、「葉」の形が違いますので、区別は難しくありません。
1992年から発行されているアメリカの人気児童書を日本でアニメーション映画化した『マジック・ツリーハウス』が、2012年1月7日より全国で公開されます。
アニメ『あずまんが大王』・『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の<錦織博>が監督を務め、脚本を『ブレイブ ストーリー』の<大河内一楼>が担当しています。日本原作のオリジナルイラストを気に入った作者(メアリー・ポープ・オズボーン)が、世界で初めて日本に映画化を承諾した全世界待望のアニメーションです。
本と勉強が大好きで気が弱い兄の「ジャック」と、冒険好きでどんな動物とも仲良くなれる妹の「アニー」は、ある日、森の木の上に不思議な小屋を見つけます。
そこは時空を超えてあらゆる場所へ移動できる魔法のツリーハウスで、ネズミの姿に変えられてしまった「モーガン」と出会った2人は、「モーガン」を救うためさまざまな時代や場所をめぐる冒険に出ます。
兵庫縣神戸市出身の女優<北川景子>と人気子役の<芦田愛菜>が主人公兄妹の声優に挑戦しています。
書籍のタイトル通り、幽霊4人が主人公で、自殺志願者たちを助けるお話です。
それぞれの理由で自殺した4人ですが、天国までたどり着けず、神様が「下界に降りて100人の自殺志願者を救えば、天国に行かせてあげる」という筋書きです。
警察庁の資料によりますと、1998(平成10)年には24000人の自殺者数でしたが、翌年の1999(平成11)年には33000人を超え、以後昨年度まで毎年3万人以上の人が自殺で亡くなられています。
経済的な理由、病気、ローン問題、受験等、それぞれ問題を抱えた自殺志願者をいかに助けてゆくのか、読みながら小説というよりも、世相をよく表した社会分析書だとおもいました。
お正月に向かない話題かもしれませんが、年の始めだからこそ、手を差し伸べられる温かい社会環境を、望みたいところです。
昨年12月に新メニューとして登場いしていた「焼味豚丼・十勝仕立て」(並:380円)を食べてきました。
見本写真では、下のご飯が見えないぐらいの豚肉の盛り付け量でしたが、出てきたのはなんだか寂しげな枚数ですし、脂身が多い感じです。
2003年の米国産牛肉の輸入停止で打撃を受けた牛丼業界でしたが、その後「豚丼」で再起を図り、牛丼復活後も(並:280円)という価格が受けて「豚丼」は人気があったと思います。
今回はその「豚丼」の販売を終わらせてでもの新「豚丼」の登場です。
旧「豚丼」は、牛肉の代用品でしたが、今回は焼いた豚肉に甘辛い醤油タレで焼いた肉が乗せられています。
醤油タレはわたしには甘すぎて、付け合わせのコールスローのキャベツ、紅ショウガを取り、七味を振りかけ、味をごまかして食べました。
個人的には、旧「豚丼」の味わいのほうが、値段も安くてよかったとおもいます。
名前がおめでたいので、「万両」とともに、お正月の縁起物としてよく用いられる「千両」は、多くは赤い実ですが、【キミノセンリョウ(黄実の千両)】とも呼ばれている黄色い実の千両もあります。
常緑低木で、東アジア~インド周辺に多く分布する植物で、夏に黄緑色の花を咲かせます。
「万両」・「百両」・「十両」と呼ばれている植物は<ヤブコウジ科>なのですが、この【千両】だけは、<センリョウ科>の植物で、名前と分類の違いが難しく、奥の深い植物の世界、今年も手こずりそうです。
昨年末に買いそろえた <寝正月用の書籍> 、今年最初の読み出しとしては、ミステリーファンですので『キングの死』を選びました。
著者は3作目の『川は静かに流れる』で、2010年の英国推理作家協会最優秀賞を受賞しています。
13歳の少年を主人公に据えて、行方不明になった妹の捜査を進める物語ですが、受賞作の貫禄十分の内容でした。
ミステリーに限らず、本来は作家の発表年代順に読み継ぐのが王道だとは思いますが、えてして文庫本などでは発表年代が後先になる場合もあり、読み手側としてがっかりします。
今回は、あえてデビュー作の1作目にさかのぼって読んでみました。
親子二代の弁護士の家庭を中心に話しは展開します。先代の父親は弁護士としてはやり手でしたが、射殺死体で発見され、主人公の弁護士を中心にその妹、父親のいいなりで結婚した家庭、昔馴染みの女性との不倫等の伏線を散りばめながら、自分自身の人生観を見つめ直す結末へと一気に読ませます。
600ページを超える作品ですが、3作目で協会賞を受賞する力量を感じさせるストリー展開、面白く読み終わりました。
新年、あけましておめでとうございます。
ブログルのみなさん、ブログに訪問してくださる多くの方々、昨年度も<神戸:ファルコンの散歩メモ>にお立ち寄りくださいまして、ありがとうございました。
心から感謝すると共に、お礼を申し上げます。
今年も、「神戸ご当地(94)」「神戸花時計(24)」「気になるシリーズ」「レトルトカレー(49)」「パスタソース(31)」「インスタント麺(44)」等の回数を積み重ねてゆくとともに、「B級グルメ」「呑み屋さん」「お花」の話題を書き綴りたいと思います。
子供のおもちゃ箱の中身のごとく雑多なブログですが、今年もお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
総合病院の外科医として勤務している<司馬健吾>は、当直の日に「飛び込み出産」の女性の緊急手術を施しますが、妊婦の<有馬三恵>は帝王切開中に突然死亡、新生児は未熟児として産科に預けられます。
手術後、看護師長の<春日井>は突然男に襲われ、「死んだ女のことは黙っていろ」と脅され、<司馬>が自宅に戻ると手術に立ち会った同棲相手の<平井瑤子>も、男に脅しをかけられていました。
<司馬>は<大久保>院長から手術ミスの責任を取らされ、病院を去ることになりますが、仕事先が決まらないなか、妊婦の血液型が珍しいことに気が付き、「代理出産」という疑惑にたどり着いていきます。
経営難の病院を背景に、医療ミスの隠蔽に合わせる巧みな策略と意外な結末に、最後まで緊張感を持ち続けながら、目が離せない一冊でした。
「ススキノ」で、便利屋として生計を立てている<僕>を主人公とする<ススキノ探偵>シリーズの第8作目が本書です。
相変わらず雑多な仕事をこなしているとき、退職した平刑事の<種谷>から、2年前に起こった「あいの里女子高生失踪事件」の協力を求められます。
退職した<種谷>は、当時のアルバイト先の花屋の経営者であった<檜垣紅比古>を疑い続けていますが決定的な証拠がなく、<俺>に<種谷>に近づき証拠となる死体を見つけてこいと頼まれます。
馴染のバー<ケラー・オカダ>で<種谷>に近づきますが、なぜか彼は<小椋良一>と名乗っていました。
行方不明の<邑隅エリカ>のことが気になる<俺>は、虫唾が走る<小椋(=檜垣)>と酒を飲み歩きますが、彼は<俺>が最も嫌いな性格の持ち主でした。
このシリーズではお馴染みの脇役たちも健在で、冬の「ススキノ」の街を舞台に、辣腕を振るう<俺>の行動に溜飲を下げられる一冊でした。
いよいよ今年も、残りわずかな時間になりました。
毎年のことですが、今年も【年越しそば】をいただきました。
そばには、大好きな身欠きニシンを入れて「にしんそば」です。
子供の頃から「棒ダラ」にも目がなく、はや酒呑みの片鱗が現われていたようです。
「細く長く達者で暮らせるように」との願いが一般的に言われていますが、この一年も無事に過ごせたことに感謝しなければいけません。
「ねぎらい祈る」の言葉通り、薬味のネギも忘れずにいれました。
昔ながらの風習ですが、多くのブルグル仲間のみなさん方も、それぞれに【年越しそば】を楽しまれていることだと思います。
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