今回<佐々木房甫>先生が使用されている青紫色の花、「ショウブ」た「アヤメ「か「カキツバタ」かで悩んでしまいました。
写真では分かりにくいと思いますが、花弁に濃い青色の縦筋が何本も入る珍しい品種で、同定ができませんでした。
赤紅色の花は「シャクヤク」の八重咲きで、見ごたえある花姿です。
左肩上がりの枝物と右側に配置された「ギボウシ」の葉が、安定ある形を構成しています。
クモ目タナグモ科クサグモ属の蜘蛛として、日本では北海道から九州まで、普通に見られる【クサグモ(草蜘蛛)】です。
オス・メス共成体は体長15ミリ前後あり、クモとしては割合大柄の部類に入り、オスはメスよりも体つきは華奢な感じです。
体つきは全体的にやや前後に細長く、灰褐色、全身に細かい毛をはやしています。
頭胸部は楕円形で、腹部は前部がやや丸い卵形で背面には数対の濃い褐色の斑紋が入ります。
写真は幼体の【クサグモ】です。体長4ミリほど、体色は成体とは全く違い前身が赤に近い赤茶色で、成長すると共に成体の模様に変わっていきます。
【クサグモ】の網は<棚網>と呼ばれ、糸を重ねてできた膜を水平に張り、網の奥にはトンネンル形状の巣を作ります。
写真の左部には、水平に張られた網に引っ掛かったものが写っていますが、張られた白い膜のためにピントがぼけた感じになってしまいました。
< 2015年4月30日 >
< 2015年3月31日 >
今月は、新しい芽がでることなく、3月に伸びてきた葉が大きく成長してくれました。
右側にある赤印の小さな葉が、黄色く変色してきていますので、今月中には枯れてしまいそうです。
新しい芽が出ないということは株としての成長がこれまでなのか、今は葉の成長が中心で、これからまた芽が出るのか、今しばらくは観察を続けたいと思います。
<越境捜査>シリーズも、2007年8月に『越境捜査』を1冊目として、2014年3月刊行の本書で4冊目になります。
警視庁捜査一課特命捜査二係の<鷺沼友哉>は、足立区の河川敷の白骨死体の捜査にあたっていましたが、柿の木坂の自宅マンションで暴漢にナイフで襲われ1カ月の自宅療養を命じられます。
彼を見つけたのは神奈川県警瀬谷署の刑事<宮野裕之>で、今まで管轄を超えて捜査協力してきた仲間であり、<宮野>は逮捕した窃盗犯が、12年前に白骨死体が発見された近くの家に忍び込んだとき、死体を見たと自供、関連があるのではと<鷺沼>を訪問した時でした。
その家は現在は参議院議員の<小暮孝則>の自宅で、10年前に更地にして売却した土地で、不審に思った<鷺沼>と<宮野>、そして<鷺沼>の身辺警護に着いた碑文谷警察署の<山中彩香>を巻き込み捜査を進めていきます。
<鷺沼>の部下である新人の<井上拓海>巡査も、<小暮>の身辺捜査のために福岡県警に出向きますが、一人前の刑事の風格を備えはじめ、いい動きを見せてくれていました。
定年まじかの<鷺沼>の上司<三好章>や元ヤクザの<福富>の脇役も見事で、はみ出し刑事の面目躍如の活躍が楽しめました。
いつものワンプレート料理から離れて、今宵はおかずの種類を増やしました。
といいましても、サラダなどは<レタス>を手で千切り、<ミニトマト・胡瓜>を刻むだけですので、簡単です。
<ほうれん草>は玉子で和え、出し汁で【豚シャブ】を作り、残り汁を再利用して味を調え、<手羽元>と<白菜・玉ねぎ・人参・椎茸>の野菜と煮込み、一口サイズの大きさに切った<厚揚げ>を入れています。
野菜もたっぷりと摂れ、今宵もおいしくいただきました。
「阪神タイガース」の本拠地である「阪神甲子園球場」ですが、色々なイベントが行われているようで気になるところです。
5月8日(金)から10日(日)は、対「広島東洋カープ」の三連戦が予定されていますが、タイガースファンの女性を対象に<TORACO DAY>が開催されます。
1階アルプス席が各試合1000席限定で女性だけに解放され、2名では(5000円)ですが、2名単位で安くなり10名ともなれば(17500円)です。
特典として、黄色と白色の縦じま模様の「サマーニットベスト」や「オリジナル風船(2個)」などが付いています。
また各試合100セット400席限定で3階アルプス指定席を「女子会チケット」(10000円)として、「商品券500円分」や「スイーツ引換券」などの特典が付いています。
お揃いの縦縞ベストで声援を送る女子パワー、きっと賑やかなことだと思います。
この4月1日(水)、「つけ麺の元祖」とも「つけ麺の生みの親」とも言われた「池袋大勝軒」の<山岸一雄>氏が80歳で亡くなられています。
1955(昭和30)年、つけ麺の元祖といわれる「特製もりそば」を考案して人気を博し、1961(昭和36)年、「東池袋大勝軒」を開店、それ以降行列のできるラーメン店として名を馳せています。
2007年3月20日、自らの健康の問題と区画整理のため閉店、2008年1月5日、二代目店主が「東池袋大勝軒」の名称で復活させています。
この【中華そば】(139円:ダイエー)は、2013年9月9日に発売された製品ですが、2014年2月10日にリニュアルしています。
もちっとしたノンフライの太麺でコシがあり、スープは豚骨味をベースに魚介風味(煮干し系?)の甘みがあり、特徴がある味ではないのですが、落ち着いた味わいでした。
本日のお昼ご飯は「袋物インスタント麺」を予定、具材として<茹で玉子>を作ろうと冷蔵庫を開けましたら、玉子はまだパックのままの状態でした。
いつもの製品ですと、テープでとめられており端部を持ち引っ張るとすぐに開封できましたが、この<パック>は熱で溶かして両面を密着させている形状で、かなりの力で引っ張らないと剥がすことができませんでした。
多くの製品が老若男女を問わず、差異・障害・能力も関係なく利用できる「UD(ユニバーサルデザイン)」を基本としているはずですが、この形状の開封は気になりました。
「UD」の提唱者<ロナルド・メイス>は7つの原則を提言していますが、この形状は力のない者には難しく、使用上の柔軟性もなく、使い方が簡単ではありません。
そのうえ、力の入れ加減ではうっかり玉子を割る可能性も考えられ、とても満足すべき密閉処理方法とはおもえません。
各地で地面に大きく広がる見事な【シバザクラ】が咲いているようですが、ポツリと咲いていますと「なにかな?」と訝ってしまいました。
ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属の多年草で、北アメリが原産地で約50種ほどが分布しています。
花色も多彩で、花径2センチばかり、花冠は5つに裂けて横に平らな形状で裂片の先は浅く2つに裂けています。
英名では「モスフロックス」ですが、「モス」は苔のことで、苔のように地面に広がることに由来しています。ちなみに「フロックス」は、ギリシア語の「炎(phlogos)」が語源です。
本書は、著者の1970年代・1980年代の未収録の短篇集で、16編が収録されています。
表題作の『鳥少年』は、『月刊カドカワ』1083年7月号に掲載された作品で、少年たちに暴行にあった<鳰子>を主人公に据え、少年のひとりがなぜか「クォ~」としか喋れなくなる話です。
一番目に収録されている『火焔樹の下では』は、精神病院を舞台に天才的絵画能力を持つ患者の治療にあたる女医と看護師が、その患者のことを書いた作家との間でやり取りする手紙形式の構成で、怖い「女の執念」が見事にあらわされていました。
どの作品もブラックサスペンスとでもいえる読後感が残る短篇ばかりで、美容院を舞台に美容師と客の女性の一人の男に執着する話しの『魔女』の最後の一行、<孤りの女が深夜、部屋にこもっているとき、どんな力を持つものか、男は知らないのだ>には、特に背筋が寒くなる「女の怨念」を感じました。
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