今宵のメニューの「卯の花:ばらチラシ寿し」(400円)、なんだかわからない名称でしたが、<大将>曰く、「具材を卯の花に混ぜた上から、また具材を盛り付けている」とのことでした。
東京生まれの<大将>としては「ちらし寿司」と呼ぶのが一般的ですがが、寿司飯の上に具材を散らして飾り付けているのが「ちらし寿司」で、関西では寿司飯の中に具材を混ぜ込んで寿司飯をばらしているので「ばら寿司」と呼び、彩りに生姜や錦糸卵を飾り付けています。
「ばら寿司」は備前岡山藩初代藩主<池田光政>が、「一汁一菜令」を1654(承応3)年に布告したことにより、庶民はたくさんの具材を混ぜ込んだ寿司飯を「一菜」とみなして対応したのが始まりです。
関東の「ちらし寿司」は、江戸前の握り寿司を起源として明治時代初期からの普及ですので歴史的に新しく、寿司屋さんらしく「ワサビ」を添えているのが特徴的で、<大将>もちゃんと盛り付けてくれていました。
最初に頼まれた方の量が多くて驚き、「半分」にしてもらいましたが、<大将>が力を入れている<鮪>が「炙り」と「刺身」でたっぷりと入り、いい塩梅でした。
ぱん屋【五穀七福】は、「和素材」を使用した、身体に良いものを提供することで福をもたらすことを基本とし、1961(昭和36)年創業の神戸の老舗ベーカリー<カスカード>の系列店になります。
(西宮北口店)は、2015年2月11日(火・祝)、「関西テレビ」の『よーいドン!』で紹介されたお店で、お店の構えも瓦屋根の庇や面格子などを用い、和風テイストでまとまっています。
今朝は、珍しい素材として<レンコン>を使用したパンをいただきました。
パン生地のレシピまでを見分ける力はありませんが、お店の基本方針として<兵庫県産米粉・小麦粉・海洋酵母・播州赤穂卵>等の仕様だとおもいますが、なんとも素朴な味わいのパンでした。
【五郎】さんがテナントとして入居されているビルの外壁改修工事もそろそろ終わりのようで、養生シートが剥がされていました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、「煮込みハンバーグ(カレー風味)」です。
以前に食べたときは2個に分かれていましたが、今回は大きなハンバーグでした。
手作り感十分で、お隣さんのハンバーグと形が違っていて、思わず笑ってしまいました。
女将さんと「娘さん達は夏休みですね」との噂をしていましたら、なんと下の小学校6年生の娘さんが来店、元気にハンバーグを食べていました。
おねいちゃんは高校受験の勉強かなと訊けば、「テレビ観ていた」との返事に、これまた笑ってしまいました。
各ベーカリーさん、色々と調理パンの具材を考えられているようで、【POMPDOUR(ポンパドウル)】が<高菜>を用いていました。
<高菜>はアブラナ科アブラナ属の越年草で、「カラシナ」の変種です。
主に漬物として利用され、「野沢菜」・「広島菜」と共に日本三大漬け菜に数えられています。
「高菜チャーハン」や、刻まずに一枚の葉を拡げておにぎりに巻いた「めりはりずし」などが有名ですが、パンに応用とは驚きました。
漬物ほど塩味は強くはありませんでしたが、面白い触感が楽しめました。
今宵も並んだ大鉢の中に、おいしそうな肴が勢ぞろいしていましたが、「茄子と牛肉のオイスターソース炒め」(380円)を選びました。
大きなお皿に、山盛りの盛り付けです。
<大葉>が散らしてあり<牛肉>もたっぷりで、<茄子>も2個分ぐらいあり、ピリ辛い味付けが、ビールのお供に最高でした。
他店では小鉢物としてこの三分の一程度の量があるかないかでしょうから、(380円)の値打ち十分の肴でした。
本日7月23日は、「オムライス」の生みの親であり名付け親の<北橋茂男>さんのお誕生日(1900(明治33)年7月23日)です。
出身地の石川県羽咋群宝達志水町では、毎月23日を「オムライスの日」と決め、2011年より町を挙げて、「オムライスの郷プロジェクト」を進めています。
<北橋>は、1925(大正14)年に食欲のないお客さんのために作ったのが1925(大正14)年、当時はなにわ筋汐見橋停留所前にて洋食とパンの店「パンヤの食堂」を営み、1936(昭和11)年より「北極星」と店名を変え、現在西心斎橋に本店を構えています。
「オムライスの日」ですので、洋食店ではありませんが<中華料理「千石」>で「オムライス」(500円)です。
中華鍋で手際よくチキンライスを炒めて作る早業は、さすが職人さんの熟練の技です。
イタリア語は、スパゲッティなどを中心とした料理名ぐらいしかわかりませんが、日本においては単数と複数の呼び方が混同しているようです。
イタリアでは、「ハンバーガー」や「ホットドッグ」なども含んでパンに具材を挟んみ込んだ軽食を「パニーノ」と呼び、「パニーニ」はこの複数形だとおもいますが、この【パニーニ】(127円)は一個だけでの商品名になっています。
横に切り込みを入れ、<ロースハム・チーズ・卵サラダ>が挟み込まれていました。
パン生地自体はあまり風味がある味わいではありませんでしたが、軽食としては頃合いの調理パンでした。
先だってはメニュー片消えていた 「みりん干し」 を久しぶりに食べてみましたが、今宵は「合鴨ロース」が復活していました。
冬場の脂がのった鴨肉はおいしいですが、「合鴨」はカモ類のいない夏季に「アヒル」では物足りず、より野性味を求めて「マガモ」と「アヒル」を交配させて作られた雑種の家禽です。
脂を多く含んでいますので体に悪そうですが、「合鴨」は<不飽和脂肪酸>が多く含まれ、常温では固まらず、血中コレステロール値を下げる効果があると言われています。
手すきのときですと少しばかり炙ってもらうとまた違った味わいが楽しめますが、今宵は月一回の定休日(第三火曜日)明けで忙しく、諦めました。
今朝は、<吉野屋>の新しい朝定食として 「鶏そぼろ飯」(290円) を食べていますので、本日のお昼は軽めの【551蓬莱】の「豚まん」(170円☓2個)です。
【551蓬莱】の「豚まん」は、すっかり大阪の顔として定着、ブログル仲間の <birdy>家 の御用達品でもあります。
関西では「肉」といえば<牛>のことですので、「肉まん」や「中華まん」と言った名称を使うことはなく、<牛>でないことを断るために「豚まん」です。
「蓬莱」は現在3社あり、1945(昭和20)年創立の「蓬莱食堂」を母体として、1964(昭和39)年に「蓬莱(551蓬莱)」・「蓬莱本館」・「蓬莱別館」と別れ、「豚まん」を製造販売しているのは「551蓬莱」と「蓬莱本館」ですが、一般的には「551蓬莱」の製品を指しています。
「豚まん」の底は紙ではなく<竹の皮>というのが視覚的にも美味しさが増し、わたし好みの「ウスターソース」に練り辛子を溶き入れて、おいしくいただきました。
販売開始から日が経ちましたが、朝定食の時間帯(4:00~11:00)の新メニュー「鶏そぼろ飯」(並:290円)を食べてきました。
6月10日(水)に、従来ありました「ハムエッグ各種定食」や「納豆小鉢定食」等が販売を終了、この「鶏そぼろ飯」と「豆腐ぶかけ飯」(並:290円)が新メニューとして登場しています。
一見ご飯の量に対して「そぼろ」が少ないかなと思いましたが、甘めの味付けでしたので、これぐらいがちょうどよかったです。
「玉子焼き」が一切れと「味噌汁」の組み合わせで、ご飯党の方が軽く食べるのには、手頃なメニューだとおもいました。
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