今宵も通路側のカウンター席に立ち、まずは大瓶ビール(430円)の注文です。
目の前にあるカウンターに置かれている冷蔵ショーケースを覗きますと、「ちくわきゅうり」(100円)がありました。
簡単なこの肴の名称は、「ちくわきゅうり」・「きゅうりちくわ」・「ちくきゅう」等あるようですが、正式な名称は知りません。
添えられたマヨネーズに七味を振り、胡瓜のシャキシャキ感を味わいながら瓶ビールをおいしく呑んでおりました。
今宵は<炙り居酒屋「桔梗屋」>さんで、「鱧すき」 をおいしくいただいてきました。
ビール党ですが、<大将>から「鍋には、これが合いますよ」と【越乃景虎】のおすそ分けが出ました。
1847(弘化4)年に創業の<諸橋酒造株式会社>の吟醸酒で、新潟県の中央部に位置し、四方を山々で囲まれた奥深い栃尾の地は、越後の名将<長尾景虎(のちの上杉謙信)>が城主であり、青年武将時代の「景虎」の名を偲び【越乃景虎】と命名されています。
実にまろやかで端麗な味わいで辛口としてキレもよく、口の中に旨みが広がり、アツアツの「鱧すき」に、冷やされた吟醸酒がとても合いました。
関西で夏の味覚といえば、祇園祭や天神祭の暑い時期には欠かせない「鱧」です。
水槽を見ますと赤貝が1個だけで、なにがいいかなと悩んでいましたら、<大将>から「鱧すき、どうですか」と言われ、即決定です。
淡路産の「鱧」と淡路産の「玉ねぎ」が、土鍋の中でいい景色を見せてくれていました。
具材を食べ切ったあとは味の出た出汁で、「うどんすき」です。
にんにくたっぷりの「かつおのたたき」、あっさりとした「牛肉のたたき」、あっさりとした出汁での「大貝」、今宵もおいしくいただいてきました。
蒸し暑い日が続き、ビールがおいしく呑める時期ですが、さすがに肴は何にしようかと迷います。今宵は、野菜たっぷりの「もやし炒め」(280円)を選びました。
<もやし>は主に穀類や豆類の種子を人為的に発芽させた新芽のことですが、一般的には「緑豆もやし」です。
「もやし」は大きく分けてこの「緑豆もやし」と、頭が黒っぽい殻の付いた「ブラックマッペ」、中華料理に使われる「豆もやし」と呼ばれる「大豆もやし」の3種類がありますが、「大豆もやし」はカリウム・食物繊維・ビタミンBなどが他の2種に比べて2倍の量を含んでいます。
この「もやし炒め」は「緑豆もやし」ですが、中華風の味付けでビールと良く合い、おいしくいただいてきました。
山陽板宿駅の地下構内から階段をあがり、来る8月5日(水)の<二の丑の日>の参考にとうなぎの「加奈井」の お品書き の値段を確認しながら、久しぶりに広島焼きの 「がんぼ」 を覗いたのですが、月曜日で定休日でした。
仕方なしに先に進み、2010年7月6日に開店された 「楽㐂(LUCKY)」 さんのお店跡に、大黒町2丁目から移転された(「楽㐂」の前は店主の弟さんのお好み焼き「イカリ」でしたが、今は新長田に移転しています) お好み倶楽部「とん」 も月曜日は定休日で、開いていたとしても営業時間は夕方からです。
というわけでお昼ご飯は周辺をうろつくことなく、両店の間にある【五福】の「ロースかつ定食」(850円)に落ち着きました。
丁寧に揚げられた「ロースかつ」は柔らかく、豚肉のうま味がしっかりと衣の中にとじ込められています。
少し甘めのソースですので、カウンターに置かれている「辛子」を入れ、おいしくいただいてきました。
今宵の【しゅう】さん、なにやら山形県づいていて、先ほどは山形名物の 「玉こん串」 をいただきましたが、〆としても山形名物の「芋煮汁(牛肉入り)」(250円)です。
東北地方では「芋煮会」と称して、野外で汁物を作り歓談する催しが広く普及しています。
主たる材料の「里芋」は貯蔵が難しいので、冬を前にして親しい仲間が持ち寄り、河原などで会食をしたのが事の起こりで、山形県で始まったと言われ、味付けは醤油・味噌ともにあるようですが、地方色があり特定の味付け方法は決まっていません。
具材として<里芋・こんにゃく・牛蒡・シメジ・ねぎ・牛肉>等がたっぷりと入り、コクのある汁仕立てでおいしくいただいてきました。
山形県では郷土料理といいますか、ソウルフード的な「玉こんにゃく」ですが、なぜか【しゅう】にて「玉こん串」(120円)としてメニューに出ていました。
四角い「板こんやく」や「糸こんやく」は関西でも一般的ですが、この「玉こんにゃく」は秋田県限定です。
山形県は「こんにゃく」の消費量が日本一の地域で、人が集まる行事等には必ず提供される「玉こんにゃく」ですので、かなりの貢献度です。
醤油だけで煮る、あるいは出汁で割るようで、隠し味に裂いた「スルメ」などを入れるとうま味が増し、辛子を付けておいしくいただきました。
今宵の一杯は 「エイヒレ」 で始まりましたが、<大将>のおすすめの「枝豆の醤油漬け」(200円)を、二品目の肴としました。
茹で揚げただけの「枝豆」もおいしいのですが、<大将>特製の「枝豆の燻製」もおいしく、この「枝豆の醤油漬け」もビールの肴としてはまる味わいでした。
見た目は単純な姿ですが、一度枝豆を茹でなければいけませんし、<だし汁>をベースに<にんにく・醤油・酒・味醂・鷹の爪>等の下準備したタレでに漬け込み、味が浸透するまで寝かさなければいけません。
手間のかかる調理時間とは裏腹に、ピリ辛味が美味しくて、すぐに無くなってしまいました。
久しぶりに、肉厚の「エイヒレ」(150円)を瓶ビールの肴にしました。
ほとんどの「エイヒレ」は、「ガンギエイ」か「アカエイ」を乾燥させた加工食品ですが、居酒屋の酒の肴として人気がある一品です。
古い世代としては故<河島英五>が唄っていた『野風増~お前が20才になったら~』(1984年)に出てくる歌詞、<ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ>(作詞:伊奈次郎)を、つい口ずさんでしまいます。
マヨネーズにたっぷりと七味を振り掛けて、焼きたてのアツアツを千切りながら、おいしくいただきました。
関西ではよく知られた【おにぎりせんべい】で、本社が三重県伊勢市にある<マスヤ>が、1969(昭和44)年より製造・販売しています。
一般の煎餅は四角形や円形ですが、この【おにぎりせんべい】は三角形をしています。
現在販売されている2枚入りの【おにぎりせんべい】には、(47+3)種類で全50種類あり、47都道府県の現地に出向いて調査した<おにぎりせんべい認知度調査>が楽しめるパッケージデザインになっています。
てっきりその都道府県においての【おにぎりせんべい】の認知度だと思っていたのですが、各都道府県での有名どころの認知度調査でした。
ちなみに手元にあるのを確認してみますと、島根県:石見銀山=88%、茨城県:筑波宇宙センター=65%、宮崎県:高千穂峡=99%でした。
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