本日は<井原西鶴>が、1693年(元禄6年)に52歳で亡くなった日に当たります。
江戸時代の浮世草子として名を馳せた作家で、わたしも高校生の頃よく読んでおりました。岩波文庫が全盛期の頃でしたね。
俳人としても有名で、一昼夜で4千余句を詠んだというのはこれまた有名な話です。
西鶴が今の時代に生きておれば、『偽装盛衰記』や『中国置土産』、はたまた『産地胸算用』等の作品が読めたのではないかと感じた次第。
現代を風刺する作家が出てこないのが、残念です。
どの大学も今は夏休み。それでも、ひょんな仕事で訪れた芦屋大学では、ほそぼそと大学に登校されている職員や学生のために、学生食堂が営業されておりました。
久方ぶりに、わたしも学生食堂でお昼御飯を頂きました。
我が母校には、敷地内に4か所の学生食堂があり、それぞれに特色がありました。
洋食中心の店、うどん・そばが中心の店等があり、その日の気分で使い分けができました。
その中で、いちばんよく通ったのは、カウンターの端から一列に並び、トレーにご飯、味噌汁、好きなおかずを何品かを取り、最後に会計を済ますというスタイルの店でした。
お盆の中身を一目見て、「はい380円」とか「420円」とかの勘定を素早くするおばちゃんがおりました。
学校の機関誌で80歳を超えられても現役で活躍されている写真記事を見たときには懐かしかったですね。
サイフが苦しい時はご飯だけを取り、テーブルに置かれてある茶瓶のお茶で、茶漬けをするという離れ業も、今となってはいい思い出です。
最近は、学生の呼び込みの一つなのか、有名ホテルが学生食堂に入っている大学もありますが、「苦学」という文字から遠のく学生生活のようで、時代の差を感じてしまいます。
ひょんな仕事で、芦屋にあります芦屋大学に出向いておりました。
大学のマスコットマークを見て、驚きました。ブログル君とよく似ております。
スクールバスの側面や、ポスターにも書かれており、愛称も募集され名付けられている様子。
いつ頃から使用されているのか、作者等を含めて分かりませんが、なんだか複雑な気持ちで眺めておりました。
お寿司屋さんが、「宅配します」とあれば、なるほどそうかと思います。
ピザ屋さんが、「ケータリングします」とあれば、これまた納得いたします。
うどん屋やソバ屋さんでは、宅配もケータリングもピンときません。やはり「出前」でしょうね。
昔馴染みのうどん屋さんの店先に、鎖でくくり付けてありますこの器具、出前の岡持ちを乗せ、バイクが揺れてもスプリングがバランスを取り、器の中身がこぼれないようにと考えられたすぐれモノの器具です。
うどん屋の大将も、はや80前の年。バイクでの出前もやめています。バイクは処分しても、この器具だけは店先になぜか置いておられます。
誰も見向きもしない錆びた器具、きっとなにがしかの思い入れがあるのでしょうね。
杉田玄白が、ドイツ人医師クルムスの医学書『ターヘル・アナトミア』を翻訳したのが『解体新書』でした。
神戸地裁の近所にあり、整体院とありますのでマッサージをしてくれるんでしょうが、「快体芯所」とのネーミングに笑ってしまいました。ツボを押さえて、言い得て妙ですね。
お店の内容を良く表現出来ていると思いませんか?
今日は、盆を迎えてのお寺さんのお参りがありました。
朝方から、掃除やお茶の準備でバタバタとして、お寺さんが来られるのを待っておりました。
案内のはがきには「午前中」の三文字だけで、時間指定ではありません。
静かな住宅街ですので、車の音で来客がわかります。2階から見ておりますと、今回はなんと貸切タクシーでした。
この暑い中、自分で運転されるのも、大変なんでしょうね。
貸切ですから、待ち時間はカウントされないと思いますが、いつもよりお経が短いように思えたのは、気のせいかな。
<クリストファー・ノーラン>監督と<クリスチャン・ベール>主演による『バットマン・ビギンズ』(2005年)の続編『ダークナイト』が、2008年8月9日より全国で公開されます。
ゴッサム・シティに現れた史上最悪の犯罪者「ジョーカー」。「バットマン=ブルース・ウェイン」(クリスチャン・ベール)は、協力する「ゴードン」警部補や新任地方検事「ハービー・デント」らと共に「ジョーカー」に立ち向かいます。
「ジョーカー」役の<ヒース・レジャー>(1979年4月4日~2008年1月22日)は撮影直後に急逝するも、その演技が絶賛され、第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞しています。
本日8月1日は「8(パ)1(イ)」(牌)の語呂にかけて、「麻雀の日」ですが、写真の牌は4年間在籍していた研究室での懐かしい記念品です。
最近の学生さんは4人雁首揃えての麻雀はやらなくなってきていると聞き及びますが、残念なことです。
大学生活の資金は、麻雀で稼いでいたと言ってもいいくらい、当時は打っていました。
写真は「白・發・中」と呼ばれる三元牌の「白」ですが、これが我が研究室の麻雀大会の優勝牌にあたります。2位は「發」、3位は「中」となるわけです。
麻雀牌は同じ種類が4枚ありますが、この1976年は記念すべき4回目の大会で、見事になみいる招待教授陣を振り切り、勝ち取りました。
主催者の恩師は4年間に一度も入賞牌を手にすることもなく、「一度、各入賞牌の持ち主が集まり、豪快な麻雀大会を開いてみたいね」の夢もかなわず、退官されてしまいました。
港町神戸ですので、街中でコンテナを見るのは珍しくはありません。
写真も、波止場近くで写しましたと言われれば、「なるほど」と納得されると思いますが、街のど真ん中に並んでおります。
小さな貸しコンテナは、たびたび見かけますが、この敷地のコンテナは大規模な貸しコンテナで、こんなにも需要があるんだなぁと感心した次第。
料金表は見かけませんでしたが、お金を払ってでも保管したいモノが皆さんおありのようで、中身も面白いものがあるんでしょうね。
この炎天下の毎日、コンテナの中はものすごい温度だと思いますが、保管されているモノに影響は出ないものか、人ごとながら気にしておりました。
本日7月30日は、明治45年に明治天皇が崩御された日です。
宮内庁では、一定の規模の建造物と敷地を有するものを「離宮」とし、小規模のものを「御用邸」と区別しています。
明治19年、当時清流がながれていた宇治川河口西口の海岸沿いの土地・建物・桟橋等を購入されました。
その後、宇治川東側の土地を買い足し、3070坪の広大な敷地が御用邸として使われてきました。
明治40年に東京倉庫(三菱倉庫の前身)が買い取り、前面の海を埋め立てて港湾施設「高浜ターミナル」を建設しています。
現在は複合商業施設の「モザイク」に生まれ変わり、神戸の観光スポットになっています。
そのモザイクがあるハーバーランドの東入口辺りに、ポツンとこの石碑が置かれています。
それこそ殺風景な感じで写真を撮っておりますと、「え、こんなんあったん」と通りがかりのおばちゃんが驚いておりました。
明治は遠くなりにけりの言葉通り、誰も気にも留めることのない石碑のようです。
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