1934(昭和9)年の8月26日。現在の「いすみ鉄道」が太平洋沿岸の大原駅から現在の終点、上総中野駅まで全線開通しました。総元~上総中野間(4.6km)の延伸によるものです。
しかし現在の「いすみ鉄道」(千葉県夷隅郡大多喜町に本社を置き、日本国有鉄道(国鉄)特定地方交通線の一つだった木原線を引き継いだ鉄道路線いすみ線を運営する、沿線自治体などが出資する第三セクター方式の鉄道事業者です )、当時の「木原線」が当初目指していたのはそのさらに先、東京湾岸の木更津駅。往時の路線名「木原」は、木更津と大原から来ています。
ちなみに現在、「いすみ鉄道」は同じく上総中野駅が終点の「小湊鐵道」と連絡していますが、小湊鐵道も当初は上総中野駅ではなく、太平洋沿岸の安房小湊駅付近が目的地。志半ばで止まってしまった路線同士が図らずも山間で手を取り合い、太平洋側と東京湾側を結んでいます。
< 新神戸駅に導入される大開口タイプのホーム柵のイメージ
(画像:JR西日本) >
JR西日本は、山陽新幹線・新神戸駅(神戸市中央区)の2番のりば(上り新大阪方面)に、大開口タイプのホームドアを設置しています。
同駅には1977(昭和52)年12月からホーム柵が設置されていますが、今回、安全性の向上を図るため、大開口タイプのホームドア(近接型)への取り換え工事が進められていました。
新しいホームドアの高さは約1.35m、最大開口(開閉ストローク)は約5.5mです。ホームの長さ約400mにわたって設置されます。8月27日(月)から使用が開始される予定です。
< 「特急はやとの風プレミアムボトル焼酎」(画像:JR九州商事) >
JR九州商事は2018年8月24日(金)、「列車プレミアムボトル焼酎」第12弾となる「特急はやとの風プレミアムボトル焼酎」を発売すると発表しています。
価格は1本(2200円・税込)。特急「はやとの風」をイメージした陶製のボトルに、明治二年創業の白金酒造株式会社(鹿児島県姶良市)の本格芋焼酎「手造り焼酎石蔵(25度 500ml)」が詰められた製品です。
8月27日(月)から鉄道グッズサイト「鉄コレ!」と「Yahoo!ショッピング」「楽天オンラインショップ」で予約を開始。9月7日(金)から東急ハンズやお土産店などで一斉に発売されます。
< 「がんばろう!西日本」キャンペーンのロゴ(画像:JR西日本) >
「鳥取県と島根県、岡山県、広島県、山口県、JR西日本で構成するDISCOVER WEST連携協議会は2018年8月23日(木)、落ち込んだ観光需要の回復を目的として、「がんばろう!西日本キャンペーン」を実施すると発表しています。
現在発売中の「山陰めぐりパス」と「山陰フリーパス」の発売期間を、「9月30日(日)までの連続する4日間」から「12月27日(木)までの連続する4日間」に延長します。
主な旅行会社からは中国・瀬戸内方面への旅行商品を発売します。
また、全国の主な駅や地域では、キャンペーンの実施に関するPR活動が行われます。実施期間は2018年12月までです。
神戸新交通が2018年8月31日(金)から、「六甲ライナー」 新型車両「3000形」の営業運転を開始します。
運行に先立ち、8月26日(日)に一般向け試乗会も行われ、普段入ることができない六甲島検車場内への入場や、グッズ販売など、鉄道ファン・ご家族連れ・友達同士でも楽しめる内容です。
新型車両3000形は、現行車両と同様にプライバシーに引き続き配慮したうえで、外見デザインを一新、走行安定性や乗り心地の向上を図るとともに、車内への防犯カメラの設置や、車両の床面高さを下げホームとの段差を解消するなど、セキュリティー&バリアフリー対策を強化しています。
今後5年ほどかけて、全ての六甲ライナー(11編成)がこの新型車両に入れ替えられます。
試乗会の開催日:2018年8月26日(日)※雨天決行、荒天中止
集合場所:六甲島検車場(マリンパーク駅から西へ約1km)※9:00から随時シャトルバスを運行
< 「緑歌舞伎」のイメージ。2018年度に3両編成1本を導入
(画像:養老鉄道活性化協議会) >
養老線沿線7市町でつくる養老線管理機構と、養老鉄道活性化協議会は、老朽化した車両の置き換え用として、中古の東急電鉄7700系電車を導入すると発表しています。
現在の養老線は、1963(昭和38)年から1970(昭和45)年までの期間に製造された車両(計31両)を使用しています。このうち老朽化が進んでいる2両編成3本と3両編成3本の計15両を廃車とし、新たに東急池上線(東京都品川区~大田区)の7700系を東急テクノシステムから購入。2018年度に3両編成2本、2019年度に3両編成1本と2両編成3本の計15両を導入します。費用は約6.1億円(2017年11月時点)です。国、岐阜県、三重県、沿線市町の補助金、養老線支援基金などを活用します。
購入する7700系は1963(昭和38)年から1966(昭和41)年にかけて製造された車両ですが、車体以外の台車(車輪のある部分)や走行機器、内装などは1987(昭和62)年から1991(平成3)年にかけてすべて取り換え済みであり、今後30年程度使用できるといいます。
外観は「赤帯」・「赤歌舞伎」・「緑帯」・「緑歌舞伎」の4種類に。車内の座席はひょうたん柄のデザインに変わるほか、一部の3両編成の車両では中間車に8席のクロスシート(枕木方向の座席)が設けられます。また、運賃箱や運賃表示板、車いすスペースも設置されます。
2018年9月から12月にかけて15両が納入されます。うち6両は近鉄の塩浜検修車庫(三重県四日市市)で改造を受けた後、2019年の2月から3月ごろに運行を開始。残りの9両は2019年度の改造工事まで西大垣駅(岐阜県大垣市)に留置される計画です。
1923(大正12)年の8月19日。「神戸姫路電鉄」の明石駅前~姫路駅前間が開業しました。これにより神戸市~姫路市間が私鉄で結ばれ、現在の 「山陽電鉄」 本線、その原型が形作られます。
ただ当時、神戸市~明石市間は「兵庫電気軌道」の路線であり、「神戸姫路電鉄」とは明石市内のターミナルが別で、線路の規格も別。現在のような神戸市~姫路市間の直通運転は、行われませんでした。
1927(昭和2)年、「神戸姫路電鉄」と「兵庫電気軌道」が共に電力会社の「宇治川電気」に合併され、翌年の1928(昭和3)年から神戸市~姫路市間の直通運転が始まります。
ちなみに「宇治川電気」は現在の関西電力に繋がる企業で、現在は西武グループである滋賀県の近江鉄道もその傘下でした。
< 「猫の顔」をモチーフにしている和歌山電鐵貴志駅 >
1933(昭和8)年の8月18日。和歌山鉄道が伊太祁曽駅から貴志駅まで延伸し、現在の和歌山電鐵(和歌山~貴志)が全線開業しました。
このとき誕生した終点の貴志駅では、2007(平成19)年、同駅売店で飼われていた猫<たま>が駅長へ就任。大きな話題を集め、2010(平成22)年には開業当時から使われていた駅舎が、現在の猫形駅舎へ改築されました。「エコでネコロジー」が駅舎のテーマだそうです。
2008年1月5日に<たま>が客招きの功績から「スーパー駅長」に任命されたのを機に、同年4月20日に出札窓口の跡を利用して、<水戸岡鋭治>デザインの猫用「駅長室」が設置されています。
貴志駅の<たま>駅長は、2015年6月22日に死去。駅長代理だった<ニタマ>が、「たまII世」として新駅長に就任しています。
東京メトロは、一昨年度と昨年度に好評でした、<石原さとみ>さんを起用した「Find my Tokyo.」オリジナル24時間券を今年度はWebで発売します。
9月3日(月)から9月30日(日)までを第1弾のWeb発売期間として、6か月ごとに年2回、全12種類を発売します。
このオリジナル24時間券は、<石原さとみ>さんが登場する「Find my Tokyo.」キャンペーンポスターと同じデザインで、年間で2回(9月・2月)、全12種類(毎回6種類)を発売するものです。
初回となる第1弾発売分は、浅草、稲荷町、田原町、和光市、平和台、小竹向原エリアをテーマにした6種類を専用台紙にセットして発売します。昨年度は各回5,000セットを発売しましたが、好評につき今年度は2,000セット多い7,000セットが販売されます。また、今年度はWebで発売することにより、遠方の希望者にも求めやすくなっています。
< 2100形電車ラッピング列車と掲出するヘッドマークのイメージ(画像:京急電鉄) >
京急電鉄は2018年8月16日(木)、「京急油壺マリンパーク50周年記念キャンペーン」を9月から11月にかけて行うと発表しています。
三崎口駅までの往復乗車券と京急バスの往復乗車券、京急油壺マリンパーク入園券の引換券がセットになった「京急油壺マリンパークきっぷ」を発売。9月2日(日)には、車内でペンギンやカワウソを見ることができる貸し切りイベント列車を運行します。また、期間中は2100形電車(2149編成)にヘッドマークを取り付けたラッピング列車が運転されます。
詳細は 「こちら」 を参照してください。
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