2019年に第32回東京国際映画祭(TIFF)で観客賞などに輝いた『動物だけが知っている』が、邦題を『悪なき殺人』に改められ2021年12月3日より全国で順次公開されます。
『ハリー、見知らぬ友人』(2000年) ・ 『マンク ~破戒僧~』などで知られる<ドミニク・モル>が、<コラン・ニエル>による小説『Seules les Bêtes(原題)』を原作に監督を務めています。
映画の軸となるのは、フランスの山間にある人里離れた町で吹雪の夜に女性が行方不明となった事件です。この失踪事件を中心に、それぞれ秘密を抱えた5人の男女が思いもよらない形で交錯し、フランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーが紡がれていきます。
主演を務めたのは『ジュリアン』(2017年・監督:グザビエ・ルグラン)の<ドゥニ・メノーシェ>。『女っ気なし』の<ロール・カラミー>、『レ・ミゼラブル』の<ダミアン・ボナール>、(TIFF)で最優秀女優賞に輝いた<ナディア・テレスキウィッツ>もキャストに名を連ねています。
『ハロウィン KILLS』が、2021年10月29日に全国で公開されますが、特報映像とポスタービジュアルが解禁されています。
2019年に日本公開された『ハロウィン』の続編となる本作。業火の中から生還した殺人鬼〈ブギーマン〉こと「マイケル・マイヤーズ」が、米ハドンフィールドで凶行を重ねるさまが描かれます。
主人公「ローリー・ストロード」役の<ジェイミー・リー・カーティス>に加え、<ジュディ・グリア>、<アンディ・マティチャック>らが出演。『ハロウィン』シリーズの生みの親<ジョン・カーペンター>が製作総指揮と音楽を担当し、前作と同じく<デヴィッド・ゴードン・グリーン>が監督を務めています。
公開された特報には、恐怖に脅かされてきたハドンフィールドの住人たちが「悪魔を殺せ!」と決起する様子が切り取られています。次々と人を襲う〈ブギーマン〉のほか、包丁を持った「ローリー」や「待ってなさいマイケル」というセリフも収められています。
2020年の全世界映画興行収入で第1位となった中国映画『エイト・ハンドレッドー戦場の英雄たちー』」の公開日が、2021年111日に決定しており、予告編が解禁されています。
日中戦争下の上海を舞台に中国国民党の守備隊「八佰壮士」が繰り広げた史実〈四行倉庫の戦い〉を題材に、日本軍からの総攻撃にさらされる守備隊の運命の5日間を描いています。『ロクさん』 ・ 『愛しの母国』で知られる<グアン・フー>が監督を務めています。
四行倉庫が位置するのは、列強が支配し安全区域となっていた上海共同租界の目の前。予告では川を挟んで並ぶ租界と四行倉庫の様子が、天国と地獄のような対比で切り取られていきます。租界にいる中国の市民や外国人が対岸から兵士たちを見守る様子も。守備隊は勝利ではなく最後の砦を守り抜くため激戦に耐え忍びます。
出演は<ジャン・ウー>、<チャン・イー>、<ワン・チエンユエン>、「<ホァン・チーチョン>、<オウ・ハオ>、<ドゥ・チュン>、<リー・チェン>、<タン・イーシン>らが名を連ね、また日本軍司令官の役で<中泉英雄>が参加しています。
2022年3月に全国公開予定のアニメ映画『ブルーサーマル』に<堀田真由>(23)が主演を務め、<島﨑信長>、<榎木淳弥>が声を当てることが発表されています。
『ブルーサーマル』は、上昇気流を捉えて飛翔する航空機〈グライダー〉でスピードを競う部活・体育会航空部を舞台とした青春物語です。
キラキラのキャンパスライフに憧れて大学に入学した主人公「都留たまき」が、グライダーと運命的な出会いを果たし、体育会航空部で空の美しさに魅了されていくさまが描かれます。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズの<橘正紀>が監督を務め、『ルパン三世/カリオストロの城』(1979年・監督:宮崎駿)の「テレコム・アニメーションフィルム」が制作を担当しています。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』(2017年度下半期放送)の主人公・藤岡てん の妹「りん」役などの<堀田真由>は、〈つるたま〉こと「都留たまき」役で声優初挑戦です。<島﨑信長>が、つるたまを航空部に勧誘する主将「倉持潤」役で参加。そして<榎木淳弥>が、〈つるたま〉と反発し合うものの育成担当となる先輩「空知大介」に扮しています。
タリバン政権下のアフガニスタンを描いた長編アニメーション『ブレッドウィナー』が、日本では2019年12月に一度劇場公開されていますが、2021年8月30日より愛知・大須シネマをはじめ、ほか全国で順次再上映される予定です。
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』で知られるアニメーションスタジオの「カートゥーン・サルーン」が、<デボラ・エリス>がアフガン難民に聞き取り調査を行い、タリバン政権下で女性や子供が経験した事実をベースにフィクションとしてまとめ上げた児童文学『生きのびるために』をアニメ化しています。
物語の舞台は第1次タリバン政権の末期、2001年のアフガニスタンです。主人公は父親が娘に本を読ませた罪でタリバンに連行されてしまった11歳の少女「パヴァーナ」。女性だけでの外出が禁止されている中、「パヴァーナ」が家族を養うために髪を切り男装して働きに出るさまが描かれています。
イスラム主義勢力のタリバンは1996年から2001年にかけて政権を握っていた際、女性の教育や社会進出を認めていません。現在のタリバンは女性の権利に関して融和的な姿勢を示しているものの、その実態は全く不明のままです。アフガニスタンがこのたび8月中旬のタリバンによる政権掌握の事態を受け、この映画を通して、できるだけ多くの人にアフガンで何が起ころうとしているのかを知ってもらいたい。そして国際社会と国民1人ひとりが注視していくことが重要だということで、全国7館での再上映が決まっています。
<ノラ・トゥーミー>が監督を務めた本作は、2018年の第42回アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞、審査員特別賞、最優秀音楽賞の3冠を獲得。第45回アニー賞では最優秀インディペンデント作品賞を受賞したほか、数々の映画祭で高く評価されています。また第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞にノミネートされています。
本日「NHK BSプレミアム」にて<13:00(~15:51)>より、1995年フランス・ドイツ・ハンガリー合作製作の『原題:Underground』が、邦題『アンダーグラウンド』として1996年4月20日より初公開され、2011年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。2017年の特集企画「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!2017」では、上映時間5時間14分の完全版が初上映されています作品の放送があります。
『アンダーグラウンド』は、1995年・第45回カンヌ国際映画祭で1985年の『パパは、出張中!』に続き2度目となるパルムドールを受賞した<エミール・クストリッツァ>の代表作です。
1941年、ナチスドイツがユーゴスラビアに侵攻。ベオグラードに住む武器商人で共産党員の「マルコ」は祖父の屋敷の地下に親友の「クロ」や避難民たちを匿い、そこで武器を作らせて生活、巨万の富を築きます。
やがて戦争は終結しますが、「マルコ」は避難民たちにそのことを知らせず閉じ込め続け、人々の地下生活は50年もの間続いていきます。悲劇の歴史を、重厚な映像美とユーモアでエネルギッシュに描いた作品です
24日、香港政府は「国家の安全を守る」ためとして、6月、国家の安全に危害を加える行為を促進・美化する映画を上映禁止にする検閲基準を導入していまが、新たな映画検閲法を導入すると発表しています。香港で表現の自由がさらに制限されることになるようで気になります。
政府は声明の中で、新たな「映画検閲」修正法案は規制の枠組みの向上に寄与し、「国家の安全を守る義務をより効果的に履行する体制を整える」ものだとしています。
<邱騰華(エドワード・ヤウ)>商務・経済発展局長は記者団に対し「主に参考になるのは国家安全維持法だ」と説明しています。「例えば、国家の安全に危害を加え得る行為を支持、支援、美化、奨励、扇動する可能性がある行為など」と語っています。
政府ナンバー2の政務長官には「国家安全保障上の利益に反する」と判断された映画のライセンスを取り消す権限が付与され、法案は来週、立法会に提出される見込みで、違反者には、禁錮3年の刑や罰金100万香港ドル(約1千408万円)の刑が言い渡される可能性が出ています。
7月のカンヌ国際映画祭では、香港の2019年の抗議デモを題材にしたドキュメンタリー映画『時代の革命(Revolution of Our Times)』が、一日前の告示で7月16日にサプライズ上映されましたが、<周冠威(キウィ・チョウ)>監督(42)は、検閲基準の導入が6月に発表されたため、香港で上映する計画はないようです。
「乃木坂46」の映画初主演<岩本蓮加>(17)と<宝田明>(87)との歳の差70歳のダブル主演作『世の中にたえて桜のなかりせば』が、2022年に公開されます。
本作は〈終活アドバイザー〉のアルバイトをしている不登校の女子高校生「咲」(岩本蓮加)が、同僚の「敬三」(宝田明)とさまざまな境遇の〈終活〉を手助けするうちに、自らの生き方に向き合い始める姿が描かれます。
監督は、『サイレン』でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017の短編コンペティション部門奨励賞を受賞した<三宅伸行>が務めています。
共演として、<土居志央梨>、<郭智博>、<名村辰>、<柊瑠美>、<伊東由美子>、<徳井優>、<吉行和子>が名を連ねています。
本日、「NHK BSプレミアム」にて<13:00>より<オードリー・ヘプバーン>主演の1967年アメリカ製作の『原題:Wait Until Dark』が、邦題『暗くなるまで待って』として、1968年5月1日より公開されました作品の放送があります。
<オードリー・ヘプバーン>が目の不自由な女性「スージー」を熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされたサスペンススリラーです。
目の不自由な妻「スージー」の夫「サム」は、カナダからニューヨークへ帰る途中、空港で知り合った女から人形を預かり自宅に持ち帰ります。実はその人形にはヘロインが隠されていました。人形の行方を探す犯罪グループの男たちは「サム」の自宅を突き止め、留守中に忍び込みますが人形は見つかりません。「スージー」の目が見えないことに気づいた男たちは、ひと芝居打って彼女から人形の在り処を聞き出そうとします。
出演は、<アラン・アーキン>、<リチャード・クレンナ>、<エフレム・ジンバリスト・Jr>が名を連ね、「007」シリーズ第1作『ドクター・ノオ』(1962年)をヒットさせ、『ロシアより愛をこめて』(1963年)、『サンダーボール作戦』(1965年)の3作を監督した<テレンス・ヤング>が、監督を務めています。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』のキャストの<長澤まさみ>、<東出昌大>、<小日向文世>によるコメント映像が解禁されています。
本作は『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年・監督:田中亮)に次ぐ『コンフィデンスマンJP』の劇場版シリーズ第3弾になります。地中海に浮かぶ世界遺産の島・マルタ島を舞台に、「ダー子」、「ボクちゃん」、「リチャード」の詐欺師トリオがコンゲームを繰り広げます。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』は、2022年に公開予定になっています。<古沢良太>が脚本を手がけ、前作に続いて<田中亮>が監督を務めています。
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