ザ・ビートルズが名盤『ザ・ビートルズ』」(通称『ホワイト・アルバム』)レコーディングの前に訪れたインドで、たまたま彼らと遭遇した<ポール・サルツマン>監督が、当時の模様を振り返りながら製作した2020年カナダ製作ドキュメンタリー『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が、2022年9月23日より公開されます。
1968年、当時23歳の<ポール・サルツマン>は失恋の傷を癒すためインドへ渡り、ガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れます。
そこで偶然にもインド滞在中のザ・ビートルズに遭遇した<ポール・サルツマン>は、彼らと瞑想を学びながら一緒に過ごした奇跡のような8日間をカメラに収めました。それから50年を経て、<ポール・サルツマン>はビートルズ研究の第一人者マ<ーク・ルイソン>とともにインドを再訪。『バンガロウ・ビル』のモデルになった人物との出会いや、俳優<ミア・ファロー>の妹<プルーデンス>に捧げられた『ディア・プルーデンス』誕生秘話などが明かされていきます。
『ワイルド・アット・ハート』(1990年)・『ツイン・ピークス』(1990-1991年)・『マルホランド・ドライブ』(2001年)などの<デビッド・リンチ>が製作総指揮、俳優<モーガン・フリーマン>がナレーションを担当しています。
ゾンビが蔓延した街を舞台に、ゾンビ化した家族と暮らす女子高生の日常を描いた『DEAD OR ZIMBIE デッド・オア・ゾンビ』が、2022年9月23日より公開されます。
ゾンビの感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。女子高生の「早希」はゾンビになってしまった家族を世話するため隔離地域に残り、それほど危険ではないサバイバル生活を送ることになります。ゾンビ発生前には不登校で家族との関係も上手くいっていなかった彼女にとって、それは新しい暮らしでした。
主人公「早希」を演じるのは、アイドルグループ「さくら学院」のメンバーとしても活躍した<倉島颯良>(20)です。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020でグランプリを受賞した日中韓合作映画『湖底の空』の<佐藤智也>が監督を務め、同映画祭より支援金を受けて製作されています。日本におけるゾンビメイクの第一人者である<江川悦子>が特殊メイクを担当しています。
アイスランドの田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた羊ではない何かを育て、やがて破滅へと導かれていく様を描いた『LAMB ラム』が、2022年9月23日より公開されます。
山間に住む羊飼いの夫婦「イングヴァル」と「マリア」が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてきます。子どもを亡くしていた2人は、その「何か」に「アダ」と名付け育てることになります。「アダ」との生活は幸せな時間でしたが、やがて「アダ」は2人を破滅へと導いていきます。
「イングヴァル」を<ヒナミル・スナイル・グブズナソン>が演じ、『ミレニアム ドラゴン・タトゥの女』・『プロメテウス』・『セブン・シスターズ』・『マヤの秘密』などの<ノオミ・ラパス>が主人公「マリア」を演じ、製作総指揮も務めています。アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本を手がけた<ショーン>が<バルディミール・ヨハンソン>とともに共同脚本を担当。
『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当した<バルディミール・ヨハンソン>が、2021年アイスランド・スウェーデン・ポーランド合作製作として長編監督デビュー作品で、第74回カンヌ国際映画祭・ある視点部門受賞作品です。
今夜<21:00(~22:59)>より「NHK-BSプレミアム」にて、2010年イギリス・オーストラリア合作製作の『原題:The King's Speech』が、邦題『英国王のスピーチ』として2011年2月26日より公開されました作品の放送があります。
9月8日に逝去された故<英国女王エリザベス2世>の父<ジョージ6世>の伝記を<トム・フーパー>が監督を務め、<コリン・ファース>主演で映画化した歴史ドラマです。
幼いころから、ずっと吃音に悩んできた「ジョージ6世」(コリン・ファース)でした。そのため内気な性格でしたが、厳格な英国王「ジョージ5世」(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じます。
「ジョージ6世」の妻「エリザベス」(ヘレナ・ボナム=カーター)は、オーストラリア(大英帝国構成国)出身の平民であるスピーチ矯正の専門家「ライオネル」(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていきます。言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描いています。
第83回米アカデミー賞で作品、監督、主演男優、脚本賞を受賞した作品です。
本日<13:00(~15:05)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1998年アメリカ製作の『原題:Shakespeare in Love』が、邦題『恋におちたシェイクスピア』として1999年5月1日より公開されました作品の放送があります。
若き日の文豪「シェイクスピア」の秘められた恋の行方を、虚実織り混ぜながら描いた恋愛歴史劇です。16世紀末のロンドン。人気劇作家「シェイクスピア」はスランプに陥っていました。ある日、彼の新作のオーディションに「トマス」と名乗る若者がやって来ます。
実は「トマス」は、裕福な商人の娘「ヴァイオラ」が女人禁制の舞台に立つために男装した姿でした。逃げるように去った「トマス」の後を追って商人の屋敷に潜り込んだ「シェイクスピア」は、そこで「ヴァイオラ」と出会い恋に落ちます。
しかし彼女には既に、親によって定められた婚約者がいました。燃え上がる恋心に創作意欲を刺激され、新作『ロミオとジュリエット』を書き上げていく「シェイクスピア」でした。
主演は『エリザベス』の<ジョセフ・ファインズ>。1999年・第71回アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞し、「ヴァイオラ」役の<グウィネス・パルトロウ>が主演女優賞、「エリザベス女王」役の<ジュディ・デンチ>が助演女優賞に輝いています。監督は<ジョン・マッデン>が務めています。
2019年・第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』の<セリーヌ・シアマ>が監督・脚本を手がけ、娘・母・祖母の3世代をつなぐ喪失と癒しの物語をつづった2021年フランス製作作品『秘密の森の、その向こう』が、2022年9月23日より公開されます。
大好きだった祖母を亡くした8歳の少女「ネリー」は両親に連れられ、祖母が住んでいた森の中の一軒家を片付けに来ます。しかし、少女時代をこの家で過ごした母は何を目にしても祖母との思い出に胸を締め付けられ、ついに家を出て行ってしまいます。
残された「ネリー」は森を散策するうちに、母「マリオン」と同じ名前を名乗る8歳の少女と出会い、親しくなります。少女に招かれて彼女の家を訪れると、そこは〈おばあちゃんの家〉でした。。
本作が映画初出演の<ジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹>が「ネリー」と「マリオン」を演じ、『女の一生』の<ニナ・ミュリス>、『サガン 悲しみよこんにちは』の<マルゴ・アバスカル>が共演しています。2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
『ミュンヘン』・『NY心霊捜査官』の<エリック・バナ>の主演で、<ジェイン・ハーパー>のベストセラー小説を2020年オーストラリア製作の『渇きと偽り』が、2022年9月23日より公開されます。
干ばつにあえぐ閉鎖的な田舎町で起こった、現在と過去の2つの殺人事件を通し、オーストラリアの社会が直面する問題をリアルに描いています。
メルボルンの連邦警察官「アーロン・フォーク」は旧友「ルーク」の葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷の小さな町に帰ってきます。「ルーク」は、自身の妻子を殺した後に自らも命を絶ったのでした。町は長らく雨が降らずに干ばつに襲われており(原題:The Dry)、「ルーク」が事件を起こした背景にもそうした土地の事情があり、いわば「ルーク」も犠牲者だと思われていました。
しかし、町にとどまって捜査を行う「フォーク」は、未解決事件となっている過去の事件とも向き合うことになり、数十年も隔てた2つの事件がつながっているのではないかと疑い始めます。
原作にほれ込んだ<エリック・バナ>が自らプロデューサーも務め、本作で約13年ぶりに母国オーストラリアの映画に主演しています。監督は、『ファイナル・アワーズ』(2013年・製作)・『ディア マイ ファーザー』(2007年・製作)などの<ロバート・コノリー>が務めています。
埼玉県川越市を舞台に、年老いた孤独な照明職人と自称クラブシンガーの女性が織りなす心の交流を、クラシックジャズの音色とともに描いた『リ、ライト』が、2022年9月23日より公開されます。
アンティーク照明の修理店を営みながらひとりで暮らす老人「野口藤吾」のもとに、クラブシンガーを名乗る「水崎洋子」が訪れます。彼女は、20年前に姿を消した藤吾の息子「耕輔」の子を身ごもっているといいます。「洋子」の素性を怪しんで追い出そうとする「藤吾」でしたが、行くあてのない彼女を仕方なく店に泊めることになります。
「洋子」との奇妙な共同生活を通して、他人との交流を避けるように暮らしてきた「藤吾」の心に少しずつ変化が現れてきます。
「洋子」を『日本独立』の<梅宮万紗子>(45)、「藤吾」を『魍魎の匣』(2007年・監督:原田眞人)の<大森博史>(67)が演じています。本作が長編デビュー作となる<一ノ瀬晶>が監督・脚本・編集を手がけています。
『一級機密』・『殺人の追憶』の<キム・サンギョン>が主演を務め、韓国で実際に起きた加湿器殺菌剤事件を題材に描いた『空気殺人 TOXIC』が、2022年9月23日より公開されます。
大学病院の救命救急室で働く医師「テフン」。ある日、彼の息子「ミヌ」が、意識を失った状態で病院に運び込まれます。診察の結果、「ミヌ」は肺が硬くなる急性間質性肺炎であることが判明。さらに、「テフン」の妻「ギルジュ」も同じ病気で突然亡くなってしまいます。
不審に思い調査を始めた「テフン」と義妹「ヨンジュ」は、病気の原因が家庭で日常的に使用していた加湿器用の殺菌剤にあることを突き止めます。販売元の世界的企業オーツー社は、自社製品に有害化学物質が含まれていることを隠したまま、17年間も販売を続けてきたのでした。「テフン」をはじめ多くの被害者たちは、真実を明らかにするべくオーツー社に立ち向かいます。
「テフン」に<キム・サンギョン>、「ギルジュ」に<ソ・ヨンヒ>、「ヨンジュ」に<イ・ソンビン>が扮し、監督は<チョ・ヨンサン>が務めています。
<ジェームズ・キャメロン>監督が手がけ、2009年に公開され世界興行収入歴代1位となりました大ヒット作『アバター』を再編集した特別版『アバター ジェイムズ・キャメロン3Dリマスター』が、2022年9月23日より2週間期間限定で公開されます。
2022年12月16日より、前作から13年ぶりとなる続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』が、日米同時公開されることを記念し、2009年当時も最高と言われた3D映像を最新技術で一新し、新たに重要なシーンを追加しています。
22世紀、人類は希少鉱物を求めて地球から遠く離れた神秘の星パンドラで「アバター・プロジェクト」に着手。「ナヴィ」と呼ばれるパンドラの種族と人間のDNAを組み合わせた肉体「アバター」を操ることで、人体に有毒な大気の問題をクリアし、鉱物を採掘することが可能になりました。
この計画に参加した元兵士「ジェイク」は車椅子の身でしたが、「アバター」を通して自由に動き回ることができるようになります。パンドラの地で、ナヴィの族長の娘「ネイティリ」と恋に落ちた「ジェイク」は、パンドラの生命を脅かす自身の任務に次第に疑問を抱くようになり、星の運命を決する選択を迫られていきます。
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