14日、米労働省が発表しました7月の卸売物価指数(PPI)は、前年同月より「3.3%上昇」でした。伸び率は6月の(2.4%)から急拡大し、市場予想の(2.5%)程度を上回りました。サービスが(4.0%)、モノは(1.9%)それぞれ上がっています。
<トランプ政権>の高関税措置を受け、輸入コストの上昇に対応するために値上げの動きが広がった可能性があります。
モノのうち食品は(4.2%)上がり、エネルギーは(3.2%)下落でした。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は(3.7%)の上昇で、市場予想の(2.9%)程度の上昇を上回りました。
卸売物価指数の前月比(季節調整済み)は、(0.9%)上昇でした。サービスは(1.1%)、モノは(0.7%)それぞれ上昇しています。コア指数も(0.9%)上がっています。