『モロカイ・バウンド』@<アリカ・テンガン>監督
8月
14日
ネイティブハワイアンの親子の絆を描いた映画『モロカイ・バウンド』が、2025年10月17日より公開されます。特報が解禁されています。
ハワイの中でも観光地化されておらず、手つかずの自然が残るというモロカイ島。主人公は、この島を出てオアフ島で暮らすネイティブハワイアンの「カイノア」です。とある事情で服役し仮釈放された彼は〈前科者〉というレッテルに苦しみながら、疎遠になっていた息子とのつながり、そして先住民としてのアイデンティティを取り戻すため、険しい道を歩み始めます。
沖縄にルーツを持ち、ハワイで育ったネイティブハワイアンの<アリカ・テンガン>が、監督・脚本を担当しています。映画に登場する風景が自分や友人たちが生きる世界を反映していないと感じ、まだ語られていない視点を掘り下げようと、ハワイ大学で映画作りを学びました。「カイノア」を演じた<ホールデン・マンドリアル=サントス>をはじめ、ともにハワイで育った友人を本作のキャストとして起用しています。
第44回ハワイ国際映画祭では最優秀メイド・イン・ハワイ長編劇映画賞、新人監督賞にあたるカウ・カ・ホク賞を獲得。ジャパンプレミアとなりました第2回Cinema at Sea -沖縄環太平洋国際映画祭では、太平洋島嶼特別賞を受賞した作品です。