20日14:00、観客数4万2360人の東京ドームにて「巨人ー阪神」17回戦が行われ、阪神が「2-1」で接戦に勝利し、カード2連勝。これで対戦成績を13勝4敗とし、シーズン前半で今季勝ち越しを決めています。
球宴前に巨人戦の勝ち越しを決めるのは球団史上初の快挙です。ゲーム差を今季最大の「11」に広げています。
「0-0」で迎えた2回、2死走者なしで打席に立った<小幡竜平>は、カウント「1-1」から巨人先発<赤星>のカーブを狙い打ちました。完璧に捉えた打球は、オレンジ色に染まった右翼スタンド中段に突き刺さっています。
一方、先発の<デュプランティエ>は来日最短の3回62球0安打4奪三振で降板。無安打ながら(4四球・1死球)と制球が定まらず、<藤川球児>監督は早期降板を決め、4回からリリーフ陣で小刻みな継投策に切り替えました。2番手<岩貞祐太>からイニングまたぎ登板の<湯浅京己>は2イニング無失点で勝利投手となり3勝2敗。<及川雅貴>→<石井大智>→<岩崎優>と盤石の投手陣でリードを守り、<岩崎優>が22セーブ目を挙げています。