JOC新会長<橋本聖子>
6月
27日
26日、日本オリンピック委員会(JOC)は東京都内で評議員会と理事会を開いて役員を改選し、新会長に東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を務めた参院議員の<橋本聖子>(60)を選出しています。任期は2年。JOC会長は<堤義明、古橋廣之進、八木祐四郎、竹田恒和、山下泰裕>が務め6代目として女性が就くのは初めてになります。
<橋本聖子>は自民党派閥裏金事件に関係しており、公益財団法人である(JOC)の判断は批判も出てきそうです。
2019年6月から会長を3期務め、頸椎損傷で長期療養中の<山下泰裕>(68)は本人から申し出があり、任期満了で退任。理事から外れました。副会長などの役職は7月の理事会で審議されます。
<橋本聖子>は冬夏合わせて五輪に計7度出場。1992年アルベールビル五輪スピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得しました。2019~21年に五輪担当相を務め、(JOC)では副会長や選手強化本部長を歴任しています。
新理事には、<橋本聖子>と並んで会長候補に挙げられた日本サッカー協会前会長の<田嶋幸三>(67)の他、柔道男子五輪金メダリストの<井上康生>(47)、重量挙げ女子で五輪2大会連続メダリストの<三宅宏実>(39)、カヌー男子で現役の<羽根田卓也>(37・ミキハウス)が選ばれ、理事30人のうち女性は4割の12人で、国が策定した競技団体が守るべき「ガバナンス・コード」の目標値を満たしています。