『いかレスラー』・『日本以外全部沈没』など数々の奇抜な作品を手がけてきた<河崎実>監督が、1960~80年代に日本で制作された青春学園ドラマにオマージュを込めて撮りあげた異色の青春学園映画
『還暦高校生』が、2025年6月27日より公開されます。
星雲学園の新任教師「野々山健一」は、初日から遅刻した上に生徒の悪戯に引っかかり、さらに乱闘騒ぎまで起こしてマドンナの「亜紀子」先生にあきれられてしまいます。「健一」は校長の勧めでサッカー部の顧問を務めることになります。
そんな中、毎年大学受験に失敗し、42回も留年しているうちに還暦を迎えた生徒「椎名」が、またしても受験に失敗してしまいます。「健一」は「椎名」にサッカー部への入部を勧めますが、「椎名」は「健一」が1000本ゴールを止めることができれば入部すると告げます。
『3年B組金八先生(第2シリーズ)』でデビューした俳優<ひかる一平>が、1982年の『胸さわぎの放課後』以来43年ぶりに映画主演を果たし、還暦の現役高校生を学ラン姿で熱演しています。1970年代に活躍した少年アイドルグループ「ビッグ・マンモス」の<森井信好>が共演。「約500万円で<河崎実>監督に映画を撮ってもらえる」という日本橋三越の福袋企画で、2019年の『メグ・ライオン』に続いて権利を引き当てた一般女性<長谷摩美>が製作を手がけています。