米新規失業保険申請件数「24万7000件」@米労働省
6月
6日
5日、米労働省が発表しました5月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件増の「24万7000件」と昨年10月以来7カ月ぶりの高水準に達しています。
市場予想は予想は23万6000件でした。2週連続で増加し、関税措置による経済への逆風が強まる中、労働市場の状況が軟化していることが示されました。
2週連続の増加はデータ調整に技術的な問題が生じたことが原因の可能性もあると指摘されていますが。それでも、このデータは労働市場の鈍化を示す一定の証拠を示しているとみられています。
過去2週間の失業保険申請件数の増加は、<トランプ政権>の関税政策と不確実性を受けて労働市場の状況が悪化していることを示している可能性があり、無視することはできない数値です。
季節調整前の申請件数はケンタッキー州で急増。輸入部品への関税導入に伴う自動車業界のレイオフと関連していると考えられています。