5月の米消費者信頼感指数「98.0」@コンファレンス・ボード
5月
28日
27日、米調査会社コンファレンス・ボードが発表しました5月の米消費者信頼感指数は、前月の改定値から(12.3ポイント上昇)して「98.0」となりました。
2024年11月以来6カ月ぶりに前月比プラスとなりました。米中による関税引き下げ合意を受け米経済減速への警戒感が緩和したことが、消費者心理の改善につながったとみられます。
消費者信頼感指数は米個人消費の先行指標とされ、1985年を「100」として算出しています。5月は市場予想「86.0」を上回りました。
内訳をみると、足元のビジネスや労働市場の景況感を示す「現況指数」は「135.9」と前月から(4.8ポイント上昇)でした。短期的な見通しを示す「期待指数」は「72.8」と(17.4ポイント上昇)でした。以前から回復の兆しはすでに見えていましたが、米中合意後に勢いが増したようです。