ダウ平均株価(5月1日)終値4万0752ドル96セント
5月
2日
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は8営業日続伸して始まりました。マイクロソフトなど一部大手ハイテクの株価が決算発表をきっかけに大幅高となり、米株相場を押し上げています。半面、米経済の減速に対する懸念は投資家心理の重荷となっています。
8日続伸して終われば2024年5月以来、ほぼ1年ぶりとなります。マイクロソフト株の上昇率は(10%)を上回る場面があり、(7・63%)高で終えています。前日夕に発表しました2025年1〜3月期決算は売上高が市場予想以上でした。クラウド基盤「アジュール」の伸びが押し上げています。収益見通しも堅調で、好感した買いが集まっています。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、メタプラットフォームズも大幅に上昇しています。前日夕発表の2025年1〜3月期決算と見通しが市場予想を上回りました。<トランプ米政権>の関税政策による不透明感がハイテク銘柄の収益の重荷になるとみられていましたが、こうした警戒はひとまず和らいでいます。
もっとも、ダウ平均株価は上値の重さも意識されています。前日までの7営業日で2500ドルほど上昇し、主力株には短期的な上昇幅の大きさを意識した売りが出やすくなっています。1日発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を上回りました。経済の先行き不安も相場の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前日比83ドル60セント(0.21%)高の4万0752ドル96セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比264.40ポイント(1.52%)安の1万7710.74で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比35.08ポイント (0.63%)高の5604.14で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比264.40ポイント(1.52%)安の1万7710.74で終えています。
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