ダウ平均株価(3月28日)終値4万1583ドル90セント
3月
29日
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続落して始まりました。朝発表の米物価統計を受け、米国のインフレ圧力の根強さが改めて意識されています。米政権による関税政策が貿易戦争につながるとの警戒もあり、株売りが先行しています。
28日朝発表の2月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比(0.3%上昇)の「2.5%上昇」と市場予想と一致でした。一方で、食品とエネルギーを除くコア指数は(0.4%上昇)と市場予想(0.3%上昇)を上回りました。米政権の関税政策で今後、米国の物価上昇圧力が高まるとの見方があり、投資家心理の重荷となっています。
<トランプ米大統領>は(4月2日)に相互関税の導入を予定しています。相手国が報復関税に動けば貿易戦争が激化し、世界経済を下押しするとの懸念が根強く残ります。
ダウ平均株価は底堅く推移する場面も見られ、月末と四半期末が近づき、機関投資家によるリバランス(資産配分の調整)に伴う株買いが入っているようです。
ダウ平均株価は、前日比715ドル80セント(1.69%)安の4万1583ドル90セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比481.04ポイント(2.70%)安の1万7322.99で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比112.37ポイント (1.97%)安の5580.94で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比481.04ポイント(2.70%)安の1万7322.99で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比112.37ポイント (1.97%)安の5580.94で終えています。