米新規失業保険申請件数「22万4千件」@米労働省
3月
28日
27日、米労働省が発表しました22日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1000件減の「22万4000件」でした。前週の増加から減少に転じ、市場予想ロイターで22万5000件、ダウ・ジョーンズ通信で22万6000件を下回っています。
ただ、レイオフ・解雇率の低さなどを背景に労働市場が堅調を維持する一方で、<トランプ米政権>の強引な関税政策と連邦政府の支出・職員の大幅削減が懸念されています。
連邦職員失業保険制度(UCFE)プログラムでの申請件数に大きな増加は見られなかったものの、ワシントンDCや隣接するメリーランド州、バージニア州で増加がみられました。
3月15日までの1週間の継続受給件数は2万5000件減の185万6000件でした。継続受給件数のデータは3月の雇用統計の調査期間と重なっています。