12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比45銭円安・ドル高の「1ドル=148円20〜30銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=149円20銭」、高値は「1ドル=148円12銭」だでした。
米政権による関税政策が同国の物価の高止まりを招くとの見方から円売り・ドル買いが優勢でした。
もっとも、円相場の下値は堅く、カナダや欧州連合(EU)は米国の関税に対して対抗措置を講じると表明しました。貿易戦争が世界経済の成長を下押しするとの見方は、低リスク通貨とされる円の買いを促しています。