<南沙良>(22)が主演する映画『愛されなくても別に』が、2025年7月4日より公開されます。原作は、『響け!ユーフォニアム』(2013年12月・宝島社文庫)の<武田綾乃>による同名小説『愛されなくても別に』(2020年8月・講談社)です。
主人公「宮田陽彩」は、浪費家の母親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことがありません。
〈フツー〉とはかけ離れた大学生活を送る「宮田陽彩」は、学校に通いながら朝から晩まで寝る間もなくアルバイトや家事に追われています。母親に金を渡し、世話をするために。母親から暴力は振るわれないし、暴言もありません。ただ「愛している」と言う言葉でしばられ、「陽彩」は緩やかな絶望と人生に対する期待のなさの中で生きています。そんなある日、同じバイト先の同級生、「江永雅」と出会うことによって、「陽彩」の人生は大きく変わっていきます。
監督・脚本を務めるのは、<井樫彩>(29)です。2016年公開の短編映画『溶ける』が日本人最年少で「第70回カンヌ国際映画祭」シネフォンダシオン部門の正式出品を果たし、その後も映画『真っ赤な星』(2018年)、
『NO CALL NO LIFE』(2021年)、
『あの娘は知らない』(2022年)ほか、ミュージックビデオ、ドラマ
『隣の男はよく食べる』(2023年)など数々の作品を手掛けています。