<南沙良>『愛されなくても別に』@<井樫彩>監督
3月
11日
<南沙良>(22)が主演する映画『愛されなくても別に』が、2025年7月4日より公開されます。原作は、『響け!ユーフォニアム』(2013年12月・宝島社文庫)の<武田綾乃>による同名小説『愛されなくても別に』(2020年8月・講談社)です。
主人公「宮田陽彩」は、浪費家の母親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことがありません。
〈フツー〉とはかけ離れた大学生活を送る「宮田陽彩」は、学校に通いながら朝から晩まで寝る間もなくアルバイトや家事に追われています。母親に金を渡し、世話をするために。母親から暴力は振るわれないし、暴言もありません。ただ「愛している」と言う言葉でしばられ、「陽彩」は緩やかな絶望と人生に対する期待のなさの中で生きています。そんなある日、同じバイト先の同級生、「江永雅」と出会うことによって、「陽彩」の人生は大きく変わっていきます。
「陽彩」役に起用された<南沙良>は、<三島有紀子>監督作『幼な子われらに生まれ』(2017年)で鮮烈なデビューを果たし、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年)で、報知映画賞、ブルーリボン賞ほか、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価されています。主な出演作にドラマ『ドラゴン桜』・『鎌倉殿の13人』・『女神の教室~リーガル青春白書~』・『君に届け』・『光る君へ』、映画『女子高生に殺されたい』・『この子は邪悪』(※主演)など。DMMTVオリジナルドラマ『外道の歌』、ABEMAオリジナルドラマ『わかっていても the shapes of love』も配信中です。
監督・脚本を務めるのは、<井樫彩>(29)です。2016年公開の短編映画『溶ける』が日本人最年少で「第70回カンヌ国際映画祭」シネフォンダシオン部門の正式出品を果たし、その後も映画『真っ赤な星』(2018年)、『NO CALL NO LIFE』(2021年)、『あの娘は知らない』(2022年)ほか、ミュージックビデオ、ドラマ『隣の男はよく食べる』(2023年)など数々の作品を手掛けています。