ダウ平均株価(3月5日)終値4万3006ドル59セント
3月
6日
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。<ラトニック米商務長官>は5日、<トランプ米政権>が、4日に発動したカナダとメキシコに対する(25%)の関税について緩和策を発表する考えを示しました。内容を見極めようと積極的な売買が手控えられ、米株相場は方向感を欠いています。
<ラトニック米商務長官>は<トランプ米大統領>が自動車などの分野に対する関税を和らげる考えだと述べています。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、自動車のゼネラル・モーターズやフォード・モーターが上昇しています。
ダウ平均株価は前日までの2日間で1300ドルあまり下落でした。短期的に売られすぎとの見方から、主力株の一部には押し目買いが入り、相場を下支えしています。
5日発表の2月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比「7万7000人増」でした。市場予想(14万8000人増)を大幅に下回り、労働市場の減速を示唆しています。米景気の先行き不安が改めて意識されたのは米株相場の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前日比485ドル60セント(1.14%)高の4万3006ドル59セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比267.57ポイント(1.46%)高の1万8552.73で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比64.48ポイント (1.12%)高の5842.63で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比267.57ポイント(1.46%)高の1万8552.73で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比64.48ポイント (1.12%)高の5842.63で終えています。