その後も売りが続き、下げ幅は一時750ドルを超え「4万1877ドル30セント」の安値を付けています。
雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比「25万6000人増」と、市場予想(15万5000人増)を上回りました。失業率は(4.2%)から(4.1%)に低下し、米経済は堅調と受け止められています。
市場では、雇用統計で労働市場の強さが示され、(FRB)が利下げを一時停止するとの観測を強めました。米債券市場では長期金利が一時(4.79%)と2023年11月以来の高水準を付けました。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されたのも主力株への売りを促しています。
ダウ平均株価は、前営業日比696ドル75セント(1.63%)安の4万1938ドル45セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前営業日比317.25ポイント(1.63%)安の1万9161.63で終えています。
S&P500種株価指数は、前営業日比91.21ポイント (1.54%)高の5827.04で終えています。