ダウ平均株価(12月30日)終値4万2573ドル73セント
12月
31日
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。ハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが出て、指数を下押ししています。年末で取引参加者が少なく、値動きが大きくなっています。ダウ平均株価の下げ幅は一時700ドルを超え「4万2263ドル51セント」の安値を付ける場面がありました。
<トランプ次期米大統領>が掲げる関税引き上げや米国内の規制緩和・減税などがインフレ再燃につながるとの警戒が根強くあります。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を示していることも引き続き株式相場の重荷となっています。2024年に主要株価指数は軒並み2ケタ上昇しており、主力株には今年の利益を確定する売りも出やすくなっています。
ダウ平均の構成銘柄では、ボーイングが一時(5.8%)下げています。29日、韓国南西部全羅南道の務安国際空港で179人が死亡した旅客機事故を受け、同社が製造した同型機「737-800」の101機の特別調査が行われることになり、嫌気した売りが出ています。アマゾン・ドット・コムやIBMの下げが目立ちます。
ダウ平均株価は、前日比418ドル48セント(0.97%)安の4万2573ドル73セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比235.25ポイント(1.19%)安の1万9486.78で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比63.90ポイント (1.07%)安の5906.94で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比235.25ポイント(1.19%)安の1万9486.78で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比63.90ポイント (1.07%)安の5906.94で終えています。