<東野圭吾>の小説
『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(2020年)が、『ブラック・ショーマン』のタイトルで<田中亮>が監督を務め実写映画化され、<福山雅治>が主演を務め、<有村架純>が共演に名を連ねています。
同作は、元中学校教師の「神尾英一」が何者かに殺されたことから始まる物語です。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンで現在はバー経営者の弟「神尾武史」が、2カ月後に結婚を控えていた英一の娘「神尾真世」とともに、大切な家族が殺された事件の謎に挑む様子が描かれます。
<福山雅治>扮する「神尾武史」は、頭脳明晰かつ金にシビアで、人をだますのが得意な人物です。鮮やかなほどに手癖が悪く、警察や容疑者の所持品を一切バレることなくのぞき見ることができます。彼は卓越したマジックと人間観察力、誘導尋問を武器に活躍します。
「武史」の相棒となる「真世」は、不動産会社に勤める建築士で、父の訃報に動揺しながらも、叔父「武史」との再会を機に事件解決のため奔走します。
『ブラック・ショーマン』は、10月下旬にクランクイン予定。東宝が配給を手がけ、2025年に全国で公開されます。脚本はドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(2024年7月より、読売テレビ製作・日本テレビ系「日曜ドラマ」枠)の<橋本夏>が担当しています。