『不倫ウイルス』＠＜長谷川徹＞監督

感染すると愛していない人間とも肉体関係を持ってしまうウイルスに振り回される人々の姿を描いた『不倫ウイルス』が、２０２２年１０月２８日より公開されます。

専業主婦の「小石蓮」は、夫「小石輝男」の不倫を疑っていました。ある日、休日出勤すると言って外出した「輝男」を、不倫現場に乗り込む覚悟で尾行した「蓮」でしたが、「輝男」の行き先は会社でもホテルでもなく、病院でした。いぶかしく思う「蓮」は、主治医から「輝男」が〈不倫ウイルス〉に感染しているとの説明を受けます。

日本には古来「浮気の虫」という言葉がありますが、最新の研究では、不倫や浮気は〈不倫ウイルス〉に感染したことによる病気の症状だったことが明らかになったのです。不倫は病気のせいだと言われるも納得がいかず、夫が本当に自分を愛しているのか疑心暗鬼に陥る「蓮」でした。一方、妻への愛を証明しようと右往左往する「輝男」は、〈不倫ウイルス〉を次々と他人に感染させてしまいます。

「輝男」役は舞台作品を中心に活躍する俳優の＜依田啓嗣＞、妻の「蓮」役は女性アイドルグループ「民族ハッピー組」の＜馬渕恭子＞。共演にお笑いコンビ「インパルス」の＜堤下敦＞、『カメラを止めるな！』の＜しゅはまはるみ＞、監督は、バラエティ番組の放送作家から脚本家に転向し、テレビドラマ『世にも奇妙な物語』・『ひぐらしのなく頃に』などの脚本を手がけてきた＜長谷川徹＞が務めています。